思いつくまま感じるまま。

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何でもありの記録
HN天道(てんとう)

骨壷

2007年09月11日 | Weblog
今日の講演での挿話。
講師は、毎日新聞客員編集委員。

電車に置き忘れるもののひとつに「骨壷」がある。
いずれもおびただしい数に登るそうで、わざと置いていったとしか思えない、と職員が言っているらしい。
持って帰っても家には仏壇も無い・葬る墓も無いし処理に困る、捨てるわけにも行かないし電車内に置いていこう、ということになるのだろうか。

最近はお墓を守る人もどんどん減っていっているらしい。
核家族化・少子化が更に拍車をかけるだろう。
葬式も最近は無駄な費用と考える傾向が強くなっているという。

極端な例では、病院で死亡したら「焼き場」に直行というケースも増えているとか。
お葬式を省略してしまうのだ。

それをどのように感じるかは人それぞれだが、私自身の死に関して言えば「お好きなように」というしかない。
お葬式もやってもやらなくともいいし、お墓も無くともかまわない。
骨壷を電車に置き忘れてもらっても結構。
死は「無」だから、死後のことには一切関知しない。
遺言もしないだろうと思う。