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身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

男の獣性

2005年08月12日 | Weblog
女が嫌がるのに襲いかかつてセックスに及ぶのは、人間の雄だけに見られる特異な異常性欲のように思える。
動物の交尾も雌がイヤイヤしたらどんな強い雄もあきらめて別のを探す。
勿論、その時の男は子孫繁栄なんてことは頭の片隅にもないし、ただただ高じた性欲の捌け口を求めての快楽追求のために暴力を振るう訳である。

はっきり言ってそういう獣性はすべての男が持っている。
生物の頂点に人類が登りつめる過程の中で、性欲は磨きに磨かれ遺伝子に組み込まれてきた。
いつでも発情しており、少しのきっかけで育まれた本能が爆発する。
相手が気に入ろうが入るまいが、とにかくやってしまう。

弱い男でもそういった獣性は遺伝子に組み込まれているから、抵抗できない幼児などの弱者を襲ったりする。
病的に発達したのが今回の自殺志願者殺人だと思う。
殺される瞬間の恐怖の表情に快楽を感じて、映像まで録画録音して何度も楽しんだ訳だ。こんな狂った獣性は理解の範囲を超えるが、現実に存在している。
強い男の第1条件は性暴力とは無縁であることを挙げたい。

戦闘で死の危険に曝され続けた多くの兵士も、敵地の女に対して暴行に及ぶ。
雌であれば誰でもいい。死の恐怖を潜り抜けた後の開放感から性本能が燃え上がる。
倫理道徳、人間性をすてて獣的な性本能に翻弄される。
戦争の歴史で繰り返されてきた。

従って、売春とか風俗営業とか従軍慰安婦とか必要悪のような不埒な差別的意見もまかり通る。
インターネットの発達も性的刺激を増加させている。
男はポルノ見たさにパソコンの扱いに習熟していったことが、我々世代の男の間ではよく話題になっていた。
今では回線容量がアップしてポルノの動画も誰でも簡単に見れる。
(私も時々見てるんです~、ありゃ?)
ブログの中でも既にその種の動画がたくさん潜り込んでいる。
日常茶飯事にそんなものに触れていれば、異常な性衝動を育成していくことは間違いない。

もはや子供に道徳を直接説いても何も通じない世の中になった。
少なくとも青年は弱者に性暴力を振るわない真に強い男になって欲しい。

世のお母さん達も、男の子の育て方に心しなければいけない。