宝石の鑑定というと、簡単な手続きだけだと思っている方も多いでしょう。しかし、日本円で1億円(約100万円)を超えるジュエリーの場合、領収書などの書類が必要になります。また、ほとんどのお客様が、高額なジュエリーの鑑定を希望されます。例えば、ダイヤモンドの指輪や金のブレスレットを100万回鑑定しても、現在の価値が100万円である場合、少なくとも100年以上身に着けていることになり、光沢(ツヤ)が失われていることになります。ですから、写真や動画だけではお客様の評価はできません。また、金やプラチナといった貴金属を常に扱っているにもかかわらず、きちんと査定できるのか不安に思われるケースもあります。これらの金属について、どの程度ご存知ですか?金はニッケルを含むため「イエローメタル」とも呼ばれますが、ホワイトゴールドよりもニッケルをほとんど含まないイエロー系のゴールドの方が平均的に高価です。その結果、ホワイトゴールドはイエローゴールドに比べ、銀などが比例して添加されているため、軽いことがわかります。