テレアポ、飛び込み訪問を工夫すると、初心者でもトップセールスマンになれる!

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▼飛び込み訪問で使える営業トーク(コピー機の営業編)

2008年11月27日 22時55分26秒 | 飛び込み訪問

 営業していると、「その話しなら間に合ってますので・・・」と、断られる
 ことって、よくありますよね。

 営業マンにして見れば、その話しならって「他の営業マンと一緒にしな
 いでくれ、」と思っていても、相手にして見れば、営業マンは営業マンと
 しか見ていませんから、「その話しなら間に合ってますので・・」と言う
 ことになるんですね。

 では、どのようにしたら話しを聞いて貰えるようになるのか?と言うこと
 で、飛び込み訪問で使える営業トークの例をご紹介したいと思います。

 ▼たとえば、あなたがコピー機の営業マンだったとします。
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 飛び込み訪問の先は、会社や店舗事務所関係です。
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 さて、地図を片手に付近一帯の会社や事務所関係に飛び込み訪問
 する訳ですが、ネックとなるのは最初に応対する受付や事務員です。

 会社には色んな営業マンが来ますから、そのたび相手にしていたら
 仕事になりませんから、受付や事務員の段階で、
 「その話しなら間に合ってますので、」と、お断りされることが多いん
 ですね。

 さて、そんな嫌気を差している相手に、あなたはどの様にして話しを
 聞いて貰えるように、工夫をするでしょうか?

 そこで、参考になる営業トークを、一部ご紹介したいと思います。

 入り方を工夫した、飛び込み訪問で使える「効果的営業トーク」です。
 どうぞ、ご覧ください。

 ……………………………………………………………………………

 営業「こんにちは、
    (   )会社の(   )と申しますが、
    今お使いのコピー機の件でお伺いしました。
    ご担当の方はいらっしゃいますか?」

 事務「ああ、コピー機ですか、
    今のコピー機で特に問題無いですから、間に合ってますよ。」
   
 営業「そうですよね。
    特に調子が悪いと言うので無ければ、
    今のままで十分使えますよね。
    ところで、コピー機にも色々使い方があるんですが
    ご存知でしたか?」

    ↑質問することで会話を続けます。
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 事務「え、使い方ですか?」

 営業「ええ、そうです。
    普段はコピーをメインに使っていらっしゃると思いますが、
    その他にも会社の売上げに貢献する使い方もあるんですね。
    もし、宜しければ、参考までにご紹介出来ますが、
    3分ほど、お時間よろしいですか?」

 事務「ええ、いいですよ。」

 営業「ありがとうございます。
    御社でも会社の売上げを上げるために、
    チラシやニュースレターと言った営業ツールを
    コピーすることもあると思いますが、
    いかがですか?」

 事務「ええ、それはありますね、」

 営業「そうですよね。
    そうしますと、今のコピー機ですと
    袋とじや部数ごとのコピーを取るにしても、
    それなりに時間がかかっていると思いますが、

    仮に、今の半分で終わらせることが出来るとしたら、
    時間の節約にもなりますし、次の仕事も出来るように
    なりますから、
    会社の売上げに貢献することになると思いますが、
    いかがですか? 」

    ↑さらに質問して会話を続けます。
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 事務「そうですね、
    それもありますよね、」
 
 営業「それに、私共であれば、
    営業ツールの作り方も“無料”で教えておりましたので、
    皆さんからも喜ばれているんですね。
    もし、宜しければ、作り方をご紹介出来ますが、
    いかがですか? 」

    ↑相手にメリットがある事を伝えます。
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 事務「教えてくれるんですか、
    それじゃ、担当の者を呼んで来ますので、
    ちょっとお待ち下さいね。 」

 営業「はい、ありがとうございます。 」

 ……………………………………………………………………………
 
 いかがですか、

 この様な感じになれば、ただ単にコピー機の営業で入るよりも、相手に
 メリットある話しだと思わせる事が出来ますから、次の会話へと持って
 行くことが出来ますよね。

 つまり、最初の入り方で注意するのは、相手に「売り込みの営業」だと
 思わせないことです。

 売り込みと思われると警戒されますし、すぐ断られてしまうのは皆さん
 も経験済みですよね。

 ▼今回のトークの特徴は、

 「コピー機の使い方を工夫するだけで、売上げに貢献することが
  出来ますよ、」と言うことを、教えてあげるようにしていることです。

 そうすることで、売り込みの営業ではありませんから、相手側も気軽に
 話しを聞いてくれますし、コピー機の使い方も教えて貰えると言う事で、
 あなたの話しも聞いてくれるようになるからです。

 裏返せばそれだけコピー機の使い方を知らない人が多い、と言うこと
 になるんですが、以前と違ってデジタル化も進んでいますから、説明書
 を読んでもよく分からない、と言う方が多いんですよね。

 そこで、

 「こんな使い方も出来るんですよ、」と、効率良く使える方法を教えて
 あげることで、

 「なるほど、こんな使い方もあるんだな、」と納得する方も出て来ます
 から、

 いかに相手側にメリットを感じさせることが出来るかで、相手側も、
 「話しくらいなら聞いてもいいかな、」と思わせることも出来るように
 なるのですから、視点を変えて見るのも必要と言うことです。

 ▼そしてこれは、コピー機の営業に限らず、他の仕事でも同じように
 言えますよね。

 この位なら相手側も理解しているだろうと思うようなことが、実際は
 よく理解していない・・と言うケースもありますから、

 「このようなことはご存知ですか?」と聞いて見ると、以外に反応が
 違うと言うこともあるからです。

 営業の基本は、相手の立場で、そして相手の目線で話しを持って行く
 ことが大事ですから、小さなことでも確認して見ると、そこから展開が
 変わるかも知れませんよ。

 どうぞ、お試しください。
 あなたの健闘を心よりお祈り致します。

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