常識と非常識

ずーっと課題なんですけどね。

常識って何だろう？って思うわけです。

世の中の常識って何だろう？って。



自分と違う価値観を持つ人と仕事をするって、難しい。

常識とか前提とかってものが、一切共有できていないから。

ひとつ説明するために、いつつくらい前提を話さなくちゃいけない。

その辛抱強さは、時に、自分でも拍手ものだったりする。



大人になればなるほど、大人なんていないことに気付いて、

結局、大きな子供が世の中を渡っていることに気付かされる。

自分だって例に漏れず同じ。

相変わらず愚痴愚痴してるし、

相変わらず自分の理想ばかり追い求めて暴走しちゃうし、

頑固なところも、変に曲げない不器用さも、

結局は子供じみている強がりと同じなんだ。



「非常識だ」と僕を指差す人がいたとして、

僕が赦せるのは、鏡に映って、自分に指さす自分だけで、

逆に言えば、僕は誰に対しても「非常識だ！」と言える資格などない。



もっとゆとりある世界を廻していければいいのにね。

そう思って、今日も仕事後の一杯が美味しいのです。


注）明日も仕事なので、一杯の水です。