京都こだわり住宅プロジェクト つれづれレポート

「京都らしい住まいって何?」。こんな問題意識から生まれた都住研の取組。取り組みの経過について、徒然にお伝えします。

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京都の木材・北山杉について(4) ~北山杉の抱える課題

2005年07月13日 | 収集情報等

                   ※都住研第34回定例会の内容をベースにご報告しています。

 北山杉の生産状況については、かなり深刻な状況になっているそうです。

 北山林業の生産状況は、近年ずっと落ち込みを見せていますが、中でも平成13年から15年にかけて、かなり急激に落ち込みを見せているようです。今年はさらに落ち込みを見せているようです。


 先日、北山杉の若手の人たちと話す機会を得たが、彼らは「何とかがんばろうと思っているが、もう食べていけない」と言われているそうです。


 北山杉には生産加工問屋の3つの業者がありますが、生産が落ち込めば、売ることもできない、と連鎖的に厳しい状況になっています。

 最近は床の間のない家も多くなっており、また床の間を知らない世代も出てきています。北山杉は床の間の「しぼ丸太」が有名ですが、磨き丸太すら使われていません。使い方を知らない建築士、工務店も増えています。

 北山丸太の良さは、その曲線。工事が難しいと言われていますが、最近はプレカットもできます。そのあたりをなかなか知られていません。北山杉が無くなると、数寄屋建築、そして最近注目されている町家も材が無くなってしまうことになります。

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