天気痛-前編

2018年05月22日 | 治療の話

見上げる空が晴れ渡る青空であっても、

天気予報が「今日は晴れる」と言っていても、

『今日は降る…』

と、確信をもって傘に手を伸ばす…

 

若かりし頃、私にはそんな時期がありました。

何故わかったのかといえば当時悩まされていた左膝と腰が痛むから。

こうした気象に影響を受けて生じる痛みに最近名前が付いたそうですね。

その名も「天気痛(気象痛とも)」

今日はその天気痛のお話しです。

 

天気痛は何も捻挫や骨折のような外傷の跡だけが痛むのではなく

頭痛や肩腰の強いコリ感のような不定愁訴も含まれます。

それらの故障達の共通の背景は何でしょう?

それはズバリ、低気圧です。

例えば関節痛。

もともと関節の中の圧力は外気圧より低く保たれていて関節する骨同士をひきつけ合って安定しているんです。

これが低気圧になるとどうでしょう?

関節同士、引き合う力が弱くなりますので不安定になるんです。

そうなるとグラついた関節を守るため、関節周囲の筋肉はいつもよりも強く関節を支えることになります。

「古傷」として痛む関節は回復したと言っても正常な関節に比べて不安定な傾向にあり、周囲の筋緊張もアンバランスになりがちです。

これが「古傷」を引きずった状態です。

そうした関節が上記の状況に置かれればどうなるでしょう?

昔の故障の傷跡として残った支えの弱い方向へガタガタとグラつくようになるんですね。

それを防ごうと過度の緊張してきた筋肉は普段以上に頑張らなくてはならなくなりますから、過労や痙攣に由来する痛みを訴えるようになるんです。

 

低気圧は他にも循環障害に由来する痛みも引き起こします。

おっと、もういい時間ですね。

続きは次回。

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