頚椎の操作(関節モビリゼーション&マッスルエナジーテクニック)

2009年04月07日 | Weblog
事務仕事のしすぎか、頭痛を訴える事務長。

「それは一大事!!!!!」

と、治療開始!

ついでに動画も撮影開始!


えっ!?

なになに?

撮影が目的だったんじゃないかって?


さすが事務長!

するどぃっ!



事務長「



いや

うそうそ

前言撤回


ぼくは純粋に君のカラダを案じてですね…


って、もう遅いか…


そうこうしながら撮った動画をUPしました。


CIMG4732



左がbefore 右がafterです。

純粋に局所への介入だけでどの程度変化したのかを見てもらいたかったので

まだ後頭環椎間と、左の腰仙関節に制限は残っていますが

第3頚椎の操作のみを記録しました。


上位3頚椎の可動制限は、頭痛や顎関節症、鼻粘膜の浮腫(鼻詰まり)の原因となりやすく

また、中部以下は腕を動かす筋肉や横隔膜(これも筋肉)につながる神経の出所ですので、

この部分のトラブルは上肢痛や呼吸(C4=横隔神経)のトラブルにつながります。

個人的には、「痛いところ=原因」でないところが筋骨格系の痛みの治療の難しいところであり面白いところだと感じます。



頚椎はさまざまな姿勢反射の要ともなる部位ですので、

臨床上非常に重要なポイントとなる部分です。

4/26日に当院主催の「とよたまセミナー」にて、この頚椎の治療法についてご紹介させていただきます。

ご興味のある方はこちらをご覧ください↓

4/26(日)手技療法の寺子屋シリーズ-マニュアルメディシンによる「評価」と「介入」-頚椎の操作
第1部:モビリゼーション~関節へのアプローチ~
第2部:筋エネルギーテクニック~筋腱へのアプローチ~



と、その前に4/12(日)は腰椎編です。

腰椎編の動画はこちらです。

手技療法に興味をお持ちの「熱い」先生方のご参加を心からお待ち申し上げます。

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