狭山福音教会の聖書ショートメッセージ・レジメ・コラム・例話(キリスト教 )

大阪狭山市にあるプロテスタントキリスト教会。JEC狭山福音教会の牧師による聖書ショートメッセージ・コラム(説教 例話)。

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メッセージコラム#1707-2(川崎 豊信師)

2017-10-21 14:12:11 | キリスト教

聖書:Ⅰサムエル5:1~12

題:「真の力ある神」

 

カバンが偶像となる

2015年9月8日英国航空機はラスベガス空港で炎上し始めた。このボーイング777はマッカラン空港からイギリスに向かっていた。しかし結果として胴体のフレームを、残して全焼した。

ラスベガスでジェット機が炎上する様は面白いかもしれない。しかし機内ではもっと驚くべきことが起こっていた。「避難して下さい」とアナウンスがあると、人々は自分のラッゲージからカバンを降ろし始めたのだ。管制官はこの様子に驚いたが、乗客は危険を冒してでも自分のカバンが欲しかったようだ(幸い奇跡的に死者を出すことはなかったようだが…。)

アメリカ合衆国の連邦航空局では「乗客は長くても1分半以内に避難しないと死にます」と言っている。

「カバンを降ろすために1人につき5秒、避難が遅延します。なぜならラッゲージを開けるのに時間がかかり、また人々はカバンを抱えるので、避難に時間がかかるからです。乗客が170人であるなら、全体で7分がよぶんにかかり、避難時間は8分半になります。その時には、機内はガスで充満しており、焼ける前にすでに死体となっているのです」。

 ベテランパイロットの一人は言っている。「人間は、いつも自分本位に動こうとする。それ故に不幸にも、自分の命よりもカバンを愛するのだ」。

 

神の箱がダゴンを破壊したこと

-むなしい偶像礼拝-

 

5:1 ペリシテ人は神の箱を奪って、それをエベン・エゼルからアシュドデに運んだ。

 5:2 それからペリシテ人は神の箱を取って、それをダゴンの宮に運び、ダゴンのかたわらに安置した。

 5:3 アシュドデの人たちが、翌日、朝早く起きて見ると、ダゴンは【主】の箱の前に、地にうつぶせになって倒れていた。そこで彼らはダゴンを取り、それをもとの所に戻した。

 5:4 次の日、朝早く彼らが起きて見ると、やはり、ダゴンは【主】の箱の前に、地にうつぶせになって倒れていた。ダゴンの頭と両腕は切り離されて敷居のところにあり、ダゴンの胴体だけが、そこに残っていた。

 5:5 それで、ダゴンの祭司たちや、ダゴンの宮に行く者はだれでも、今日に至るまで、アシュドデにあるダゴンの敷居を踏まない。

 5:6 さらに【主】の手はアシュドデの人たちの上に重くのしかかり、アシュドデとその地域の人々とを腫物で打って脅かした。

 5:7 アシュドデの人々は、この有様を見て言った。「イスラエルの神の箱を、私たちのもとにとどめておいてはならない。その神の手が私たちと、私たちの神ダゴンを、ひどいめに会わせるから。」

 5:8 それで彼らは人をやり、ペリシテ人の領主を全部そこに集め、「イスラエルの神の箱をどうしたらよいでしょうか」と尋ねた。彼らは、「イスラエルの神の箱をガテに移したらよかろう」と答えた。そこで彼らはイスラエルの神の箱を移した。

 5:9 それがガテに移されて後、【主】の手はこの町に下り、非常な大恐慌を引き起こし、この町の人々を、上の者も下の者もみな打ったので、彼らに腫物ができた。

 5:10 そこで、彼らは神の箱をエクロンに送った。神の箱がエクロンに着いたとき、エクロンの人たちは大声で叫んで言った。「私たちのところにイスラエルの神の箱を回して、私たちと、この民を殺すのか。」

 5:11 そこで彼らは人をやり、ペリシテ人の領主を全部集めて、「イスラエルの神の箱を送って、もとの所に戻っていただきましょう。私たちと、この民とを殺すことがないように」と言った。町中に死の恐慌があったからである。神の手は、そこに非常に重くのしかかっていた。

 5:12 死ななかった者も腫物で打たれ、町の叫び声は天にまで上った。

 

l  5:1以下ダゴン(人頭魚身像、豊穣祭儀神、カナンの偶像神バアルの父)はペリシテ人の主神であり、雨を送り豊作をもたらすと信じられていた。しかしペリシテ人は周囲に住む他の異教徒たちと同様、多くの神を崇拝していた。彼らは多くの神を味方につけるほど、より安全になると考えた。これこそペリシテ人が契約の箱を欲しがった理由である。イスラエル人を助けたものなら自分たちのことも助けてくれるだろうと考えたのだ。しかし近くに住む人々が病気になり死に始めると、ペリシテ人は契約の箱が縁起の良い物ではないことを悟った。それはこれまで彼らが見たことのない、制御できない大いなる力の源であった。

-信仰が無ければ聖書はむしろ難しい-

 

l  4節→「うつぶせ」は「箱の前にひれ伏して」いる状態。

l  8節→5人の支配者がペリシテ人を統治していた。支配者はそれぞれ異なる都市に住んでいた。契約の箱はこのうち3都市に運ばれ、そのたびに市民に災難と混乱をもたらした。

 

(全体としてのメッセージ)

 

~~~~~~~~~「むなしい偶像礼拝」~~~~~~~~~

 

A 貪欲は偶像を生み出す コロ3:5~10

 

B 貪欲は貪欲を産み偶像は偶像を産む ルカ12:15

 

C 聖書の神はシンプル&スマート 詩1:1~3

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A 貪欲は偶像を生み出す コロ3:5~10

 

コロ3:5 ですから、地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。3:6 このようなことのために、神の怒りが下るのです。3:7 あなたがたも、以前、そのようなものの中に生きていたときは、そのような歩み方をしていました。3:8 しかし今は、あなたがたも、すべてこれらのこと、すなわち、怒り、憤り、悪意、そしり、あなたがたの口から出る恥ずべきことばを、捨ててしまいなさい。3:9 互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは、古い人をその行いといっしょに脱ぎ捨てて、3:10 新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。

 

(中心的聖句A)

l  コロ3:5節→コロサイでは創造の業は、神よりも一段低い存在である造物者「デミウルゴス」に帰せられた。また人間は肉体を持っているので直接神と交わることはできず、御使いの仲介が必要であると信じられていた。パウロはむさぼり貪欲が偶像礼拝であると言った。神を知らない人間が貪欲を実現しようとするときに偶像が生まれる。偶像は貪欲の化身となりうる。だから危険なのである。これを捨て去るには、イエスキリストを受け入れることである。

 

(例話A

参照聖句→詩119:9~どのようにして若い人は自分の道をきよく保てるでしょうか。あなたのことばに従ってそれを守ることです。119:10 私は心を尽くしてあなたを尋ね求めています。どうか私が、あなたの仰せから迷い出ないようにしてください。119:11 あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました。

 

B 貪欲は貪欲を産み偶像は偶像を産む ルカ12:15

 

ルカ12:15 そして人々に言われた。「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」12:16 それから人々にたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作であった。12:17 そこで彼は、心の中でこう言いながら考えた。『どうしよう。作物をたくわえておく場所がない。』12:18 そして言った。『こうしよう。あの倉を取りこわして、もっと大きいのを建て、穀物や財産はみなそこにしまっておこう。12:19 そして、自分のたましいにこう言おう。「たましいよ。これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ。」』12:20 しかし神は彼に言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』12:21 自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」

 

l  15節→「どんな貪欲にも注意して」貪欲には注意が必要。貪欲はどんどんはらむ。偶像礼拝もどんどんはらみ、過激になってゆくのである。貪欲から解放されるにはイエスキリストの力が必要である。

l  19節→「安心して」→貪欲と偶像礼拝の根源には「恐れ」がある。恐れは神から目を離す。自分なりの偶像を造りだすのである。

l  20節→たましいが神の所有であるように、財もまた神の所有である。神の前に富まない者は愚か者である。

 

(中心的聖句B)

混乱を避け、満ち足りる心を充足させるには、真の神を受け入れることである。神を心の中央に据えることである。そして神礼拝の経験をつむことである。「あの時に神によって守られた」という体験があると強い。

 

(例話B)

●財産を失って

 米国に住んでいる金持ちの日本人夫妻が1988年、数億円という全財産を、だまされて出資した事業ですべて失ってしまった。

 彼らは訴訟することができたが、夫婦で話し合った結果、訴えなかった。

 夫人はあとてこう教会であかしした。

「私たちは欲にとりつかれていたのです。(貧しさから解放してくれるものが偶像になる)

 ですから自分がまいた種から苦難を刈り取ったのです」

 この事件の体験を通して夫妻は神の愛を知ることになり、その結果、彼らをあざむいた人をゆるすことができた。

 そのことから夫妻は人をうらみ、憎しみつづけるという事からくる精神破壊から、自分自身を救ったのであった。(憎しみから解放してくれる医者や薬が偶像になる)

欲は欲を生み出し偶像は偶像を生み出す。

 

「親子の関係が以前はうまくいってませんでしたが、今では親子らしい親密さがもどってきました」

 

(例話B)

参照聖句→ピリ4:11 乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。4:12 私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。4:13 私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。

 

C 聖書の神はシンプル&スマート 詩1:1~3

 

詩1:1~幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に着かなかった、その人。1:2 まことに、その人は【主】のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。1:3 その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。

 

(中心的聖句C)

l  詩1:1→神の意志全体を、瞑想しながら軽く口に出す祝福。繁栄と霊的祝福の両方を含む幸福を表わす。

 

(例話C)

参照聖句→Ⅰヨハ5:19 私たちは神からの者であり、世全体は悪い者の支配下にあることを知っています。5:20 しかし、神の御子が来て、真実な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。それで私たちは、真実な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。この方こそ、まことの神、永遠のいのちです。5:21 子どもたちよ。偶像を警戒しなさい。

 

l  Ⅰヨハ5:21節→神にとって代わる物はすべて偶像である。

 

(結論)

「真の力ある神」

 

~~~~~~~~~「むなしい偶像礼拝」~~~~~~~~~

 

A 貪欲は偶像を生み出す コロ3:5~10

 

B 貪欲は貪欲を産み偶像は偶像を産む ルカ12:15

 

C 聖書の神はシンプル&スマート 詩1:1~3

 

 

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