森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

焼き芋焼いて  新年会

2012年01月17日 | 自然観察会
毎年 年の初めの下判田里山観察会は みんなで掘ったお芋を焼いて新年会です。

どんど焼きみたいに 注連縄とか 庭木の剪定したのやら なんやら火をつけて

火の番する人を置いて 下判田里山観察会に出かけます。
いざ オオイタサンショウウオを と行ってはみたけど
オオイタサンショウウオもヤマアカガエルも産卵なしでした。
年明けて 雨が全然降ってないので しかたないのかなあ。 雨ふれふれです。

 で、ここでさっさと たき火のとこに戻ってもまだ芋は焼けてないはず。
 ちゃんと 観察会を続けます。

 コガマの穂をほぐして ぽわぽわしたり ここで「いなばの白ウサギ」の
 歌がでました。   古っ   案の定 若いママは?? 何それ?
 なんせ 神話をネタにした歌ですから。

 そのあと キムラグモの住居を探したり ヤブコウジ数えたり
 てなことしていますと お腹もすいてきまして

 そそくさと たき火の場所にもどります。


たき火のオキの中から お芋がごろごろ


  うまっ  なんで焼き芋はこんなに美味しいのだろう って
           毎年 みなで言い合って食べております。

  誰でも参加できる「焼き芋会」です。食べにきたい人は来年 来てね。

陣屋の カラス

2012年01月16日 | 自然観察会
今年初めての陣屋の村の観察会。

 で、まあ 今年は鳥が少ない(身近にあまり見られない)などなど話ながら
 設置している巣箱をチェック。巣箱の中を掃除しないと入居者(シジュウカラ)に
嫌がられますから、 大家のM氏は 巣箱を下ろします。

陽当たり良好 大家自慢の物件

 が、なな なんと カラス(空巣)
 これには私たちもビックリ。 店子(シジュウカラ)が出入りしているのを
 何度も見ていたのですから。

 なにが お気に召さなかったのやら、、?

 そういえば 年も明けたのに、ツグミやホオジロさんに会えてません。
 やかまし屋のヒヨドリも 1羽でしか庭に来ていません。
   (毎年2組4羽のつがいが来て、干してる白菜はつつくし そりゃ喧しいの。)

 何かあるのかにしても、鳥たちの「なにか」は分かりようがありません。

 でも分かりやすく 暮らしを見せてくれる方もいて  それも入浴シーンを

 風呂場です

 ここで ゴシゴシしています。  

 ヌタバの側の木の根っこに 泥をこすりつけた跡。 
 低い位置なので 子どもイノシシかな という話も。

入浴シーンの写真じゃないのかって? のぞきはいけませんよ。のぞきは。
   ほんと、とんでもありませんっ。見つかったらどんな目にあうか。

コタロウ君  -つくみイルカ島-

2012年01月10日 | 日記
津久見にある「うみたまご」の施設 イルカ島に行ってきました。

海の中での イルカのショーは 広々として見ている方も楽しいです。寒かったけどね。

で、華麗なイルカジャンプ!


でも ジャンプしないで 頭を水中から出したり 引っ込めたりだけしているのが
コタロウ君。実はクジラの子どもです。

で、ジャンプできないのかなあ と見ていると

ほかのイルカが 芸をして ご褒美のサカナをもらうときは
しっかり 一緒にサカナをもらってます。
芸らしいことは しっぽで水しぶきをあげてみせただけです。
芸をしても しなくても もりもり魚を食べてます。

   イルカよりたくさん!

   まーあ これでは 無芸大食!(いつも私が言われてることや)

 人に芸を見せて餌をもらうのは性に合わないのでしょうか。
 いいのです。 私は初めてクジラが 人に言われてしっぽを動かすところを
 見せてもらったのですから。

 先日読んだ本に(ミジンコ先生の水環境ゼミ-花里孝幸著-)に
 何故クジラがオキアミのような小さなものを餌としているのかが書いてあって
 感心したのです。 クジラはエライ! 賢い!

ということで「コタロウ君」のファンであります。みなさまもイルカ島にいったら
コタロウ君を応援してくださいませ。

穴掘り作業

2012年01月09日 | 自然
いい天気の連休です。 県民の森に出かけました。

森の中を歩くのは とてもいい気持ちです。
県民の森の管理事務所の側の池 チェック
    まだ産卵無し 
    この池はオオイタサンショウウオとヤマアカガエル両方産卵します

センダンの実が たくさんついてピカピカしています。 金の鈴のようです。

 チェックがすんだので 次のナワバリ 下判田へ
 昨日の陣屋の村に続き、あちこち カエルやサンショウウオの産卵場所をチェックして歩いてます。ナワバリ チェックったって おしっこ引っかけてないからね。

下判田は3箇所とも産卵無し。 C地点でネズミやカエルの水死体発見。
カエルの水死体というのも、、白化して分かりにくかったのですが鼻面が短いので
シュレーゲルアオガエルかな。本来冬眠しているハズなんだけど、何らかの事情があったのかも。

ま、とにかく土砂で埋まった産卵地A地点に産卵用の池を掘ってきました。

こういうのを5~6個。去年も掘った池(水たまり)に産卵したので、あまりこだわらずに産むのかなあということで。

途中、近所のオバサンに不審者と間違えられた 訳ではなく セリ摘みにきたのだけど
どれがセリなのでしょうか と聞かれたのです。

 セリ以外の毒草のムラサキケマンも摘まれていましたので、不審者ではないことを
 強調しつつ 説明しました。

例年 1月の終わり頃産卵にきます。 今年も来てね。

年明け 産卵

2012年01月07日 | 自然
陣屋の村に 新年のご挨拶に行ってまいりました。
 年末 保護池にオオイタサンショウウオが一対産卵をしていたので
 その後の様子を観察です。

これが年内に産卵していたオオイタサンショウウオの卵です。
すこし小ぶり。でも観察を始めて4年、年内に産卵したのは初めてです。
川の方には産卵していません。 これってスゴイよなあ。池作ったからだもん。
 ルンルンで ありました。

で、今日も今日とて その続きを と思って行ったのですが

 陣屋の村には 犬の遠吠えが響きわたっております。

 わんわん わおーーーん わおおおーーん がらがら(鈴の音)


そうです。イノシシ狩りの犬の声です。
猟犬を乗せたトラックが停まっています。

やばいです。 実にやばいっ。 正月太りをしたこの風体ではイノシシと
間違えられて 撃たれるやもしれん。
   あ 脂ばかりで おいしくないからっ 肉も固いよっ

 いやいや 鉄砲持った猟師さんに会ったので、カエルの卵を見たらすぐカエルから
 と言って 行きました。

猟師さんが「カエルを飼っちょんのか?」と聞いてきたので、
      
「いえいえ調査です。」と答えました。

 でも飼ってるようなもんかな? 少し楽しくなりました。

ヤマアカガエルの新しい卵塊が 4つ産卵されていました。
  (写真は3つですが もう一つ別の場所にあります)
  ふふふ これみんな私が飼っているのよ。 アオサギよ 食ったらゆるさんぞ。
  などと つぶやきながら帰りました。

 そして今日の七草用にセリを摘んでくるのをすっかり忘れておりました。