森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

半年後の熊本 阿蘇

2016年10月03日 | 旅行
熊本の友人から「自然観察くまもと」(熊本の自然観察指導員の集まり)で今の阿蘇を見よう というイベントにお誘いを受けた。

57号線を竹田から阿蘇に入って いつものルートは通行止めなのでぐるっと迂回してミルクロードから大津入り。
友人宅は益城町にある。 熊本空港を過ぎて益城に入ると テレビで何度も見た役場や崩壊した家屋が目に入る。

半年たったから 更地になった場所も新築中の家も そして次々とどうしたらこんな形に崩れるのだろうと思うような家屋が続く。
テレビで見たのにと思うのに 涙が出てくる。 友人宅は無事なのだが回りの景色の様変わりに驚いた。
地盤や建築の様式などの理由で 無事の家屋と崩壊した家屋が混ざっている。  住んでいた人たちの気持ちは引き裂かれるだろうなあ。

翌日 阿蘇に向かう。

山肌に崩落の跡。 

山は何度も何万年も前から 地震や噴火や大雨で 形を変えてきた。  
それはその通りなのだが このように目の当たりにすると 一体なんなんだろう と思う。

東海大学農学部側の 橋の崩落現場。 この先に橋はない。 向いの山肌に 無人の重機が作業をしている。
多くの犠牲者を出した学生寮もそのままあった。私たちのほかにも次々に見学者が来て 手を合わせている。

半年前までは 学生の行きかう のどかな山中のキャンパスだったろうに 今は空き家になった建物が並ぶ。

道路のそばに サクラタデの花。  ああきれいだ。

他の場所も見学に行く。

あまり 人や車が通らない山道は そのままになっている。
道路がこんなにゆがんだということは 地面があっちやこっち向きに移動したということ。道路にひかれたラインがこんなにずれている。
 マンホールの蓋が道路から突き出していたという話を聞いた。つまり地面が沈んだということ。縦にも横にも大地が動いた。

ごく一部を見てきた。しんどかったけど 見れてよかった。 

眺めると崩壊の爪痕がすごい。 
黄色に稲の実った田んぼが見える。 例年なら稲刈りはもう終わっている時期なのだが 地震で田植えが遅れたせいだろうと。
人間もすごい。
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