森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

「ひきこもり」考  河合俊雄・内田由紀子

2013年07月10日 | 書籍紹介
「ひきこもり」の国 日本の引きこもりについて分析してある本です。
だから ひきこもり人を 何とかする話ではない。


いろんな人が書いていて、それぞれに面白いのだけど 河合俊雄氏の説がなるほどと
思ってしまった。
ユング派の心理学者 河合隼雄氏の日本人の考え方が変わりだしているというところから
その変わるためのイニシエーションとしての「ひきこもり」現象。

 まあ二階に「自宅警備員」のいるところは、それがどうしたんじゃ と思うかも。

なんでこの本をブログに載せたかというと、今読んでいる「脳の中の天使」の「美」についてのことが、やっぱり 動物と人はどこがどう違うのか という話になっているから。なんか今頃はやりなのか。

縄文時代は1万年以上続いたというのに
  (代わり映えのしない暮らしが1万年つづいたのか)
弥生時代から今まで 2000年あまりでの生活の変化は ビックバンなみ。

人はどんどん変わっていくのだろうか。 痛み(ひきこもり)もものともせず。

ほかの生き物も スイッチが入れば ヒトのように2000年余りでスマホを
使うようになるのか。

 
2000年後なんて私は考えないもんね。 
100年後までが限界。モニタリングサイト1000の調査もあと95年残っている。

 あの山とあの里山の手入れがあと何年できるかな というところで生きている