KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

「社会保障制度改革推進法」の改悪はやばそうです!

2012年08月10日 | 世の中あれこれ
オリンピックの日本選手の活躍報道と「消費税増税法案の採決と政局の行方」の
目立つことだけの報道ばかりが注目されていますが、あまり報道されていない
改悪が参議院で進んでいるようです。

日本のマスコミは、なぜこのような大事な問題を報道しないのでしょうか?
国民が関心を示さないから???
衆議院で6月に採決された時は、報道は法律案そのものより、
「小沢がどうするこうする」「離党するのしない」などのショウもないことばかりでした。


民主党政権になって、いろんな問題が噴出していますが、
特に、厚生労働省関係は、なんだか危険な雰囲気を感じます。

大体、元東大総長を父親に持つ女性大臣は秀才タイプのダメな部分が顕著だと思います。
秀才タイプの弱点は、
1.自分の分からないことを悟られたくないので、質問をしない。
2.パッと見て理解したように思い込んでしまい、早とちりが多い。
3.「当然、ご存知ですよねぇ?」と言われれば、反論ができない。
4.「**さんなら、ご理解いただけると思います。」と言われれば、反論できない。
5.総じて、「豚もおだてりゃ、木に登る」タイプが多く、暴走の危険がある。

秀才タイプは、本当の秀才である「高級官僚」に会えば、イチコロなんでしょう!

今までわが国の医療保険制度は「国民皆保険」が前提でしたが、今回の改悪では、
第六条(医療保険制度)で、『医療保険制度に原則として全ての国民が加入する仕組みを維持』と
いう表現で、「原則」という後退した表現になり、原則は「例外」が前提になるので大転換です。
どうやら、「努力目標」になってしまいそうです。

これって、大きな変更ですが、一向にマスコミは騒がないし、
野党も騒がないので、国民はほとんど知らされず、霞が関の官僚はノーガードのディフェンスを突破し、
簡単にゴールを決めてしまいそうです。


社会保障制度改革推進法 - Google ニュース検索結果



「社会保障制度改革推進法」が採決されると、日本の医療に起こる変化の可能性として、
以下のシナリオが考えられるそうです。(週刊ダイヤモンドから抜粋)

1.健康保険の適用範囲の縮小。
 有効性や安全性が認められても費用の高い医療技術や薬は健康保険を適用しない。
2.免責制度の導入。
 たとえば、1回の医療費が5,000円以下は健康保険を適用しないなど
3.終末期の延命治療
 高齢者の医療では、本人や家族が望んでも、健康保険を使った終末期の延命治療を一切行わない。
4.健康保険が適用される薬はジェネリック
 同じ有効成分の先発薬を使う場合は差額が自己負担になり、選択肢が狭められる。

以上の改悪点は、これまでも繰り返し議論されては、健康保険の理念や人道的な立場から
否定されてきたのですが、「推進法」という法的な根拠を得ることで、一気に現実のものとなる
危険を秘めているそうです。


■社会保障制度改革推進法案
社会保障制度改革推進法案要綱
社会保障制度改革推進法案


■社会保障制度の変遷(クリックで拡大)

  


■参考サイト
「社会保障改革推進法案」のここが危ない
オリンピックと政局報道の陰で密かに進行している「国民皆保険」の危機
|知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴|ダイヤモンド・オンライン

「社会保障改革推進法案」のここが危ない

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