豊川高校探Q部

豊川高校探Q部は、楽しいこと、面白いことを探求し、その真理を探究する部活動です。どんな新しい出会いがあるかな?

おいおい老い体験!-愛知サマーセミナー-

2016-07-19 08:51:17 | 探Q活動
7/18海の日。快晴の中、東海学園大学・高等学校をメイン会場に開催される愛知サマーセミナーに参加した。



我が探究部は、国民の4分の1が65歳以上である高齢社会の我が国。推計では2060年には、高齢者の割合は2.5人に1人の割合なるとされている。

ますます高齢化が進む我が国。高齢者を社会的な弱者とみて、介護する対象と考えるだけでなく、共に生きる国民としての視点で考えてみたい。

このようなコンセプトで、講座を開設した。

高齢者体験キットは、豊川市社会福祉協議会よりお借りした。

高齢者体験キットの想定年齢は、80歳である。

当日、我が部以外の参加者はなく、部員同士で体験することにした。

白内障・視野狭窄を想定したゴーグル/聞こえを悪くするイヤーディフェンダー/間接を曲がりにくくする肘・膝サポーター/手首・足首の重り

を装着する。

耳の聞こえ方を確認。

まったく聞こえないわけではない。ちょうどプールで耳に水が入ったような感じ。ボーッという音が耳の中で響く。口元が見えない早口であると、ハッと聞き返す。

見え方を確認。

見えないわけではない。全体が白っぽく、はっきり見えない。

関節の曲がり具合。

ほとんど曲がらない。80歳想定だが、本当にこんなに曲がらないのか。

フル装備してみる、


廊下を歩き、階段を降りる。

廊下はさして問題は無い。階段は、目の前が白濁してよく見えないので、動きが慎重になる。関節も曲がらないので、動きはスロー。

靴を履き、外に出る。

快晴の空が目にまぶしい。白内障ゴーグルを付けていると、ピーカンの日差しはむしろ明るすぎて、全体が白くなり一層見にくさが増す。

教室内よりも外の方が小さな段差がある。視界が不十分な高齢者は、ゆっくりになるのは当然である。


明るい外から帰ってくると、テントや玄関のちょっとした陰も想像以上に暗く感じる。見えない訳ではないが、明暗の差が激しいと即座に対応できないことがわかる。

教室に戻ってみると、気がついたことがある。イヤディフェンダーのせいか、装着している者は皆、声が大きくなっている。

聞こえづらいと自然にそうなるのだと実感。


規定外だが、両間接と重りも二人分つけて、椅子から立ち上がる実験をしてみた。




立ち上がるのだけで精一杯である。

そのまま寝てみた。
介護が無ければ、自力で起き上がることはできなかった。
寝たりきりになるのは、起き上がることができないから。当たり前のことだが、実感した。

体験者生徒の感想は、
〇うちにもおじいちゃんがいます。おじいちゃんがこんなに大変だったと分かりました。優しくしようと思います。

〇耳が聞こえづらくて、目も見えにくいと動きたくなります。今は80歳でも元気な人がたくさんいます。いろいろな技術や機械の発展も含め、
「元気な」高齢社会にしていきたいと思います。

〇若いっていいなぁと思います。今の自分の肉体や体力に感謝しました。

などが寄せられました。

自分たちの講座以外に、市邨高校の市川先生の小論文講座に出て、「すごく」楽しく学んだ部員もいる。



大いに学んだ一日であった。我が部に相応しい日であった。






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