コミュニケルーム通信 米沢豊穂 近況心境

カウンセリング 、教育、文学、仏教などを中心に講演・執筆活動中の米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

蓮如の春

2018-05-04 | Weblog

この画像は、お東(東本願寺)さんの「しんらん交流館」H.Pより拝借しました。

  蓮如忌や念仏一つ出でにけり

丸岡城の桜も散り、坂井平野には麦畑が青々と広がり、そして蓮如さんの頃になると北陸路にも本当の春がやってきます。
あの大雪も、もう遠い日の出来事のように思え、瞬く間に時が過ぎていくような気がするこの頃です。そのように感じるのも加齢のせいでしょうか。

晴耕雨読の真似事、畑で春耕の途中の一服(ペットボトルのお茶です。「いっぷく」とはホンに佳き言葉ですね。煙草なども一服と言いますが、禁煙して随分と久しい私です。)
やわらかな春の陽射しを受けて、ブロックに腰かけた途端のお念仏でした。「念仏しようと思う心」が起きたのではなくて、ふと、ふうっと出たお念仏でした。(これぞ空念仏かしら。)

閑話休題
吉崎御坊の蓮如忌は北陸の春の風物詩とも言えます。こちらの人々は蓮如上人のことは皆「れんにょさん」と親しみを込めてお呼びします。特に吉崎御坊の蓮如忌のことは「よしざきの蓮如さんが始まったのぉう」なんて話します。地元紙も連日、蓮如さんに大きなスペースをとっています。











4月の17日、京都の東本願寺から、福井県あわら市の吉崎御坊まで蓮如上人の御影(ごえい・肖像画)の入った輿をリヤカーに積んでの240キロ・6泊7日の徒歩の旅です。蓮如上人吉崎下向の「御影道中」と言われています。
23日の夜、御坊に到着し、東西両本願寺吉崎両別院で5月2日まで法要が営まれます。その日に本山へのお帰り「御上洛」は5月9日までの7泊8日の行程です。途中の区間ごとにバトンタッチですが、全行程を付き添われた宰領と呼ばれる方は、福井県南越前町の宮路幹夫さんで79歳だそうです。沿道で手を合わせられる人、吉崎で待たれる人、法要にお詣りの人、お念仏の伝統はこのような沢山の人々により守られてきたのですね。

ブログと言えども何かのご縁ですね。今日は真宗宗歌をご紹介しましょう。
それでは今宵はこれにて。
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3 コメント

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蓮如上人御影道中 (HARU)
2018-05-10 19:46:44
初めまして。
福井市のHARUと申します。

毎春蓮如上人御影道中が自宅前をお通りになるご縁から、数年前から休日に合わせて道中につかせてもらっています。

今年は御下向の6日目と、御上洛の2・3・4日目を歩かせてもらいました。
毎年のことですが、沿道や会所で手を合わされる方々の姿に感動の連続です。

うれしい再会や、新たな出会いもあります。

江戸時代中期から連綿と続くこの仏事が、関係される方々のいろんなご縁がつながって、これからも続いてゆくことを願うばかりです。
ようこそ・ようこそ。 (yo-サン)
2018-05-11 01:18:40
HARU様
ようこそ拙ブログをお訪ね下さいまして、どうも有難うございます。お念仏に繋がる御同行、御同朋、とても嬉しく存じます。
蓮如さんがご自宅の前をお通りでしたか。それはそれは、何とも有難いことですね。まさに「遠く宿縁」と存じます。
そしてまた、ご下向、御上洛にもお供をなさったとのこと、何よりでしたね。
末筆になりましたが、HARU 様は福井市の方でいらっしゃるのですね。これまた嬉しいことです。機会を得まして御目文字叶い
ますれば幸甚と存じます。どうも有難うございました。yo-サン こと 米沢豊穂
優しいお言葉ありがとうございます。 (HARU)
2018-05-11 21:28:22
さっそくのご返信ありがとうございます。

御同行、御同朋・・・よい言葉ですね。

「蓮如上人様のお通り~」の掛け声は私にとって亡き祖父母を思い出させてくれる大切なものです。

ちなみにその祖父は丸岡(磯部地区)の出です。




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