7月度運営委員会 1年学年主任 田島先生のお話

1年生は、6月を終えてようやく中学校生活に慣れてきました。
　授業開始時刻、給食の準備、部活動の支度など先を見て行動ができるようになってきました。
　授業中も前向きに取り組み、活発な意見を出してくれる生徒もいます。また、様々な場面で2・3年生の先輩方が前向きに取り組む姿を見て、自分もそうなりたいと思いながら活動している生徒も多くいます。
　反面、未だ中学校のリズムに乗り切れず悩んでいる生徒もいます。特に、6月のテストが終わってからは部活動の時間も長くなり、帰りが遅く寝る時間も遅くなり、生活リズムが崩れてしまいます。具体的に言いますと、計画して宿題をやることが出来ず、その結果溜め込んでしまい、そのことが負担になり学校へ行くことが苦痛になってしまう生徒もいます。
　また、部活動では小学校の時とは異なるコアな人間関係に悩み、なかなか自分の思う通りにいかなくなり苦しんでしまい、内面の葛藤や悩みを抱え込んでしまう生徒もいます。
家庭によっては、こういった子ども達を支え励まし送り出してくれる家庭もあれば、親御さんも忙しいためコミュニケーション不足になってしまう家庭もあります。
　これから教育相談も始まり、このような話も出るとは思いますが、2週間後に始まる夏休みの間に元気を充電して、また学校に戻って来てくれると良いなと思っています。
学習面では、数学・英語が遅れている生徒に補習授業も考えています。
　今後も子ども達の悩みを汲み取り耳を傾けながら、中学校生活を楽しく送れるよう、家庭とも協力しながら進めていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

入力担当:寺田