全１１回の１回目 学校側からのためになるお話
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「３５人学級」
静岡市は１クラスの人数を３６人以下にするという方針を既に取り入れています。
でもこれは全国的にはまだ珍しい対策なのです。
ただし、静岡市の方法はクラス数を増加させましたが、教師の数は増やしていません、よって、ゆとり教育用に確保された教師が増加したクラスに補てんされたりして対応しています。
国は全国的に１クラスの人数を３５人以下にするという方針を検討しているそうです。
当初は小学校の１～２年生に導入し、効果が良ければ順次上の学年に引き上げていき、最後には小中全学年を３５人学級にするというものです。
国の３５人学級は、クラス数が増えたぶん教師の人数も増やすという方針です。
全国一律となればかなりの予算増加が必要になります。
ところが、皆さんもご存じの通り、来年度の予算編成は非常に厳しい状況です。
で・・・どうもこの３５人学級の予算は実現不可能となりそうだとのことです。
「な～んだ結局実現しないんだ」と思ったら、その続きがありました。
来年度予算で３５人学級を実現させようという取り組みが始まっているそうです。
全国校長会が音頭をとり、全国の校長先生などが政府に要望をつきつけているとのことです。
この３５人学級が実現すれば、静岡市の教員不足も少しずつ改善すると思われます。