きものと洋服でお困りのあなたへ !!

創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

コート 水洗い・全体漂白 ナイロン・麻素材

2016年03月14日 | 洋服(水洗い・全体漂白)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

店のお客様でワードロープの整理のようでお持ちの

お洋服を沢山お持ちいただきますが、クリーニング済みのお洋服ですが

衿や背中が黄変のしみがありました。

コート 

コート 衿ヤケ Before

コート 肩周り黄変

コート 品質表示

経糸ナイロン100% 緯糸麻100% です。

以前はドライクリーニングで処理していた為に汗が残り黄変のしみが多数あった為に

水洗いと全体漂白を行いなした。

コート 衿ヤケ 全体漂白後 after

衿ヤケが綺麗になりました。 

コート 全体漂白後  after

このコートの品質表示はドライクリーニング指定で水洗いは×になっていました。

夏物で汗が付く物は水洗いが良いと思います。

 

洋服の水洗いと全体漂白は、

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいると

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

お問い合わせの方は下記の「お問い合わせについて」記事をご一読下さい。

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紬表・八掛 洗い張り 正絹素材

2016年03月12日 | 着物(洗い張り)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

呉服小売店から、紬の表と八掛の洗い張りの依頼です。

嬉しい事に解いてきていただきました。

紬の表と八掛 解き済み  Before

洗い張りの作業工程は仕立て上がりの着物を解きその後ロックミシンではぬいをします。 

紬表 はぬい中

昔は手縫いをしていましたが、現在はロックミシンを使用している業者がほとんどです。

生地の地の目が曲がらない様にはぬっていきます。

八掛 はぬい後 

八掛は身頃4、衽2、袖口2、衿裏2でパーツが10有るので、本当は十掛けなんですが

なぜか八掛と言います。男物などはえりはへちま衿で衿裏を八掛を使わないで仕立てます。

女物は衿を広衿で仕立てるために八掛を使用する為にパーツが10必要になります。

八掛 はぬい後 

はぬい後は折れ目はそのままのためにこの状態で水に入れて洗いますが

水にいれても折れ目は残ってしまいますし汚れも落ちずらためにアイロンを掛け

折れ目を伸ばしてから洗いの工程に入ります。

八掛 折れ目を伸ばし後 

アイロンで折れ目を伸ばした後に汚れが出てきました。

紬表 洗い工程中

紬表ですが、仕立ての前の湯通しをしていなかったのか

水に入れると、糊が出てきました。以前の紬で湯通し済みのシールが張っていましたが

湯どうし(水入れ糊抜き)せずに湯のしのみで仕上げてものが有りました。

湯通しは、生地にある不要な糊を抜く事です。 

ゆすぎ工程

洗い張りは洗濯機に入れゆすぐ事は出来ないために数度の桶にいれ余分な洗剤を

取り除いて行きます。必要があれば糊をつけたり帯電防止や風合い向上のために仕上げ剤 を使用します。

乾燥工程 

産地でもそうですが、張り手に掛けて引っ張って乾燥します。

天日干しが理想ですが、室内で大型除湿機で低温で乾燥していきます。

乾燥後に湯のしの機械で蒸気に当て縦横と生地を伸ばして行くます。

 

仕上げ 板巻き 

開業依頼使用している巻き板で巻いて行きます。

口揃え 

せっかく巻いた生地がバラバラに成らない様に木綿糸で止めて行きます。

この時の針の刺さり具合がスムーズに行くと仕立て屋さんも縫い易い事が分かります。

洗い張り 仕上がり  after

袋に入れて完成です。

仕立て屋さんよろしくお願い致しますと送り出します。

洗い張りは手間が掛かる為に出来る職人もかなり減って来ています。

 

着物の洗い張りは、

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

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振袖・振袖長襦袢他 丸洗い 正絹素材

2016年03月11日 | 着物(丸洗い・しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

店のお客様がご自身の振袖をお嬢様が着たので振袖、振袖長襦袢、肌襦袢、足袋の

お手入れをして欲しいとのご依頼でした。

振袖 掛け衿 

丸洗いをして、プレスを行いました。

振袖 下前衽 落款

伊勢物語 立田姫 夢浪曼の落款です。

作家物では無く企画物ですね。

振袖 上前 プレス中 

振袖 丸洗い 仕上がり

きちんとお手入れをしておくと、後日着用時に慌てません。

振袖長襦袢 丸洗い後プレス前

振袖長襦袢 丸洗い後プレス後

 衿と帯締めたあとの仕上げでシワを伸ばして行きます。

振袖長襦袢 袖 

長期間保管をしていたため、袖全体的に縮んでいます。

 振袖長襦袢 袖 仕上げ前

袖底を縮を直して指しを当てると肩山が随分縮んでいる事が分かります。

振袖長襦袢 袖 仕上げ後

プレスで袖の縮を修正します

 

振袖長襦袢 上前 プレス後

一面ずつプレスしていきます。

振袖長襦袢 畳み後 

筋を通して畳みます。

振袖長襦袢 仕上がり後

肌襦袢 仕上がり後 

足袋 仕上げ後

次に備えて準備をしておくことはとても大切な事です。

 

今日は東日本大震災 の五年目になります。

皆様は災害に備えてのご準備は出来ていますか?

震災関連で亡くなられた方及び行方不明者のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

振袖のお手入れは、

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

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白衣・帽子 丸洗い ウール・正絹素材

2016年03月10日 | 着物(水洗い・全体漂白)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

お寺さんからの白衣と帽子の丸洗いの依頼です。 

  

白衣 丸洗い前 Before

白衣はウール素材ですが、生地が結構固くて、身体に馴染ま無いと感じたので、

水洗いを選択いたしました。画像では生地の硬さはわかりません悪しからず、

私自身も着物を着るので、良く分かります。

白衣 水洗い後 

水洗いして糊を抜きウール本来のしっとり感を出しました。

白衣 プレス中 

水洗い乾燥後にプレスをして、生地の縮を修正と生地本来の風合いを出した行きます。

白衣 水洗い 仕上げ後  after

柔らかくしっとりして、身体に馴染む様に仕上がりました。

お寺様お勤めも楽になる事を祈っております。

絽の帽子 仕上げ前

絽の生地の帽子です。

汗をかいているので、迷わす水洗いを行いました。

プレス前なので少々縮んでいます。

絽の帽子 仕上げ後 

結構縮ましたが、プレスで修正しました。

 

 羽二重の帽子 仕上げ前

こちらはかなり厚い羽二重の生地です。

 羽二重の帽子 仕上げ後

夏・冬帽子 仕上げ後

我が家では、祖父の死後、月参りでお寺さんがいらして、読経しています。

祖父、祖母、母、父と月参りの日は変わりましたが、お寺さんとお話したりしていますので、

気持ち良くお勤めして頂ける様にと思い仕事をしています。

 

法衣のお手入れは、

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小紋袷 しみ抜き 正絹素材

2016年03月09日 | 着物(しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

呉服小売店からの小紋袷のしみ抜きの依頼です。

小紋袷 

小紋袷上前 しみ  Before

黒いしみですです。

油か筆記具でしょうか?

小紋袷 袖口 しみ  Before

黄色い食べこぼしのしみです。

小紋袷 左袖口汚れ  Before

袖口の汚れとヤケも有ります。

 小紋袷 右袖口汚れ  Before

反対側も汚れヤケがあります。

小紋袷上前 しみ抜き後  after

 

 小紋袷 袖 しみ抜き後  after

 小紋袷 左袖口 しみ抜き後  after

 小紋袷 左袖口 しみ抜き後  after

全体に汚れは無く、部分しみ抜きで処理出来ました。

袖口の汚れを取ると、下に黄色いヤケが有りました。

こまめに処理をしていただきたいと思います。

 

着物のしみ抜きは、

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

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