春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

輪島と 漆器職人。

2019-05-02 22:03:09 | Extra


生まれながら飽きっぽい性格、
飽きた大型連休、まだ半ば、
どこか知らない町へ、
キリリ気勢込めて巻いた、あさのは模様、
行くぞあの町、こっちの町か、
四股を踏んで、テレビの前、
人、人、車のリアルタイム。

塩ホッケにワサビを浸した、茶漬けかっ込み、
休み早く終われと、萎えてしょんぼり、
令和元年5月2日。

包丁、索緬、漆器、海産物を特産品にし、
白髭素麺は献上までしていた輪島、
1661年から「地の粉・珪藻土」が発見されてから、
平安時代から地道に作り続けていた漆器が、
一気に輪島を支配する産業になっていく。
1700年代600戸ほどの輪島地区は、
100年で、3倍に膨れていく。
近くの総持寺に、全国から集まる1000人1700余の坊さんが、
輪島の漆器を、頭陀袋に入れて、各地に戻り、
地元、久保屋喜兵衛が北前船で、湊に下した輪島塗りの、
注文を受けては、1年後に届け、
行商もあり、輪島漆器のしっとり感は、
お金のない人には、羨望を、
金持ちの人たちは、われも我もと注文をし、
輪島の漆器が大阪・堺から広がっていく。

卓越したデザイン、すいつくような感触、
会津漆器に劣らない技術は、
今も職人たちは磨いている。









👇材質は、日燻煙乾燥させ、自然乾燥で1年ほど寝かせ、
ヤニが少なく、
日本刀の鞘、包丁の柄、まな板にも加工される、
ほうのき。




👇 この日は、強風で早々と占めた朝市。


👇、この御餅にありつけたのは幸運だった。






 

 

写真 2019.4.5 輪島市・千枚田 他

コメント (4)
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