男好きな男の日記

男が好きな男で、中年のおじさんがダラダラと日々の様子を書いています。←ここ理解できなければ退室してね!

GTOの下地敏雄先生

2015-04-20 14:55:52 | 日記

この先生の存在を俺は、今日初めて知りました。
たかじんのそこまで言って委員会という番組に出演されていて、おねえキャラでちょっとびっくりしてしまいました。
この日の番組のタイトルは、「教科書検定スペシャル」
福岡県久留米市で30年以上教壇に立っておられて、このキャラですからゲストに迎えられたのでしょうか、そこは判然としませんが、どうやら明石家さんまさんの関連番組にも相当数出演なさっているようで、まあ知る人ぞ知る存在のようです。
ちなみにGTOというのは、Gグレート Tティーチャー Oおねえ・・・なんですって
(現在は、自主退職して教育アドバイザーという仕事をなさってるようです)

さて、番組の内容は、タイトルからして歴史(日本史における近代史)と公民の教科書の教科書検定がどのように行われ、どのような記載がされているのかが焦点になることは一目瞭然で、まあこの番組の特性をご存じの方なら、こんな感じで番組が展開して行くんだろうなということは予測がつきますし、いつものとおり進行していきました。

番組の後半になると、福島原発の問題が教科書にどのように反映しているかにテーマが移って、ゲストの方々に「あなたならこのことを教科書にどのように書きますか?」との司会者の質問に、GTOの下地先生は、びっくりする内容を書かれました。

このように書かれました。
「現地に足を運んで見ましょう」

仰りたかったことは、原発に関して、安全性も危険性も再稼働の可否も含めて、自分自身の目で見て感じ取ることが重要なんだということと推測しますし、ホントに悪気はないと思うのですが、みなさんどうでしょう?
立ち入り禁止区域の直近では、未だに空間線量が高い値を示している場所がありますし、ホットスポットが解消されていない場所もあります。
子供は、大人よりも放射線の感受性が高く、影響を受けやすいことは、原発推進派であっても意義がないところです。
病院等の放射線管理区域の放射線量の上限値よりも高い線量があり、しかもホットパーティクルが存在し、内部被曝の危険性もあるのに・・・
どうしてこんなことが言えるのか・・・

放射線管理区域(ほうしゃせんかんりくいき)とは、放射線による障害を防止するために設けられる区域で法令により取り決められていて、概ね次の4つによって定められています。
1 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律 施行規則第1条第1号他
2 医療法令 医療法及び同施行規則第30条の16他
3 労働安全衛生法令 労働安全衛生法、電離放射線障害防止規則
4 人事院規則

また、放射線被ばく者に対する白血病の労災認定基準は、七六年に労働基準局長通達として出されています。
1.相当量の被ばく 
2.被ばく開始後少なくとも一年を超える期間を経ての発病 
3.骨髄性白血病またはリンパ性白血病であること
の三要件を定めている。
相当量の被ばくは「五ミリシーベルト×従事年数」と解説で明記しています。

つまり年間5ミリシーベルト以上の放射線に被曝して、骨髄性白血病またはリンパ性白血病になった場合は、労災認定するということです。

そんな危険が潜んでいる場所に教え子を行かせるって
まあ、この先生に限ったことではないですが、原発事故以前の法律では、立ち入ってはいけない場所であるはずで、福島由来の放射能を測定していない食べ物を口に入れるなんて、言語道断であるはずなのに

自分としては、本来、教科書にはこのように書いて欲しいと思うんですけど・・・

俺って考え方変なのかな~


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