富山マネジメント・アカデミー

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受験指導の難しい難関大学院大学

2017年07月18日 | Weblog

TMA講師代表・高校再編の県内での議論は、本音の戦略が欠けている。

まず、ターゲットをトップ3か、トップ5に絞り込む。

まず、東京大学と京都大学の校風はまるで違う、秀才の育成は東京大学、天才の育成が京都大学。だから、その進学校は、中部高校は東京大学の進学1本に絞り込む。定員は、100名。それ以外の志望としては、第3位の東北大学のみ。

京都大学は本当にアカデミズム、あらゆることを自分で調べ、定説を覆える根源探求型の教育が必要である。特に人文科学は、京都大学は国際第一クラスなので、最新の人文科学による教育をする。英語と国語とを並行指導するのではなく、言語科学として統合する。化学と生物を生命科学として統合する。基本、授業は英語でおこなわれるので、その準備をするめる。この2校は、トュプ10は、スタンフォード大学、ハーバード大学の進学を目指す。これは、高岡高校も定員100名として超エリート教育を行う。滑り止めが、大阪大学。

富山高校は、一橋大学への道、ハーバードビジネススクールへの道。定員100名。

富山では、東京大学、京都大学、東北大学、一橋大学、大阪大学の5校への進学に特化した教育を行う。少子化で維持の困難な高校を地域エゴのために残すには、トップ3高校の定員を削減し、町から農村部の高校へ逆流させることだ。少子化の地区から、トップ3校へ進学する目減りを逆に都市部から還流させることだ。

もう21世紀の後半、日本民族が世界のリーディング・カントリーとして生き残れるのは、トップ5校だけである。そのことと、高校再編の愚論とが重ならないところに、富山の悲劇が潜んでいる。僕の生涯で、唯一、誇れるのは京都大学人文科学研究所の共同研究班において、3編の論文が活字化されていることだ。ともかく、学問の最先端は面白すぎる。

 

 

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