富山マネジメント・アカデミー

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「石破票」の結末:体制内の野党支持の悲劇

2018年09月26日 | Weblog

自由民主党の総裁選挙は、各議員の後援会に対し、国会議員がいかに働きかけたか、重大なビッグ・データを提供した。何のために主義主張を曲げても、勝ち組に加わる必要があるのだろうか?それは、明治政府と省庁、明治政府と政府与党との関係が今も生きているからだ。国道から外れた地域は、どれだけ衰退したのか。政友会がリードした国有鉄道の敷設。これは昭和史でも、平成史でも同じである。国の予算の編成とその配分は、国民総所得を不均等に所得を再配分する経済構造に基盤がある。政治家の役目は、取り物語である。このブログで何度も述べたが、石破事務所には地方創生の画期的な理論はない。国が個々の経済主体の所得をダイレクトに上昇させる方策は、法理として成立しない。それよりも、林業のためのバイオマス発電振興法を準備するだけでも、富山県で言えば、利賀村がそのメッカになれる。安倍政権を「評論」するから、石破支持に繋がる。それは、生活にゆとりがある地域の裏返しである。貧困層を多くかかえる都市部では、安倍支持票が多数である。安倍批判をする暇がない。それでも、安倍さんが総理になってから、貧困層の就業機会と時給は上昇している。都市部の自由民主党員は、きちんと貧困層に寄り添っている。石破さんは、政策科学、経営科学の最先端の知識ある人からは、全く評価されていない。彼は自分が学識があると信じているからだ。選挙区の「区」と領土保全・活用の理論が深められていない。座学が不足している。

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