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日本は、これ以上やると非礼すぎる外交となる。

2018年06月11日 | Weblog

 北朝鮮は、面子を完全に捨てて、シンガポールの国賓待遇に応じ、しかも、金正恩の安全のために中国の国家主席の専用機を貸与してもらい、屈辱の国際外交デビューを果たした。外貨が完全に底をついたことを白日のもとにさらけ出した。つまり、経済制裁は完全に履行され、全面降伏を自ら宣言した。そこへ重ねて、さらなる経済制裁の強化を強く主張しすぎると、その分の請求書は高くつくことになる。将棋では、「参りました」と頭を下げているのだから、そこで感想戦に移るのが礼儀である。勝者は、奢らない。この礼譲は、1兆円以上にも値する。あとで、その数倍のペナルティを払うことになる。日本人は、コーリアンを中国人よりも下に見る傾向がある。経済制裁をしすぎると、先方の民衆の腹の底からの日本人への憎悪を招くことがある。僕たちだって、近い過去にアメリカの経済制裁により飢餓に追い込まれた経験がある。最後は、異民族とはいえ、無辜の民にこれ以上の苦難は避けたいという国家指導者への最低限の礼譲はあってもよいだろう。すでに、北朝鮮は国内で6.12を報道している。ここで、極東の憲兵隊の非情をふりかざすのは、自国民の利益まで損ねる。「拉致問題」は、「非正規出入国者の本国帰還問題」という出入国管理法の次元に実務的に落とし込むと、先方がすでに解決したという拉致問題とは異次元の外交交渉の新課題となる。これは、日本への密航者の摘発と同時に進め、朝鮮労働党の勢力一掃にもつながる。

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