富山マネジメント・アカデミー

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英語の学力差を隠さないで欲しい!

2016年10月23日 | Weblog

TMA講師代表の個人研究:大学教員を40年間、勤続を重ねたが、英語の教員で尊敬できる人材は、限りなくゼロに近い。反対に、軽蔑したい英語教員は、思い出すだけでも1冊の本になるくらい粗悪である。最悪は、日本語は主語抜けが多い。英語は、基本、主語抜けがない。だから、日本人は主体性がない、と総合的な人文学の講義で真面目に語りはじめた。この人物は、もう少し勉強しているかな、と思っていた。そもそも、夏目漱石はイギリスに留学、そこで挫折、東京大学の英文科の講師にラフカディオー・ハーンが招かれ、何百編もの英詩を暗誦しているのを聞かされ、学生たちには、ハーン信仰が生まれた。だから、夏目漱石は近代日本語の洗練にライフ・ワークを転じ、近代日本文学の古典を構築した。

富山人は、夏目漱石=朝日新聞という流れよりも、ハーン⇒南日恒太郎⇒(旧制)富山高校の道を歩んだ。地方社会では、富山人は一番によく英語力をつけていた。ところが、富山高校も昭和の前期に「左傾化」の流れにのり、戦後は、進駐軍の保護のもとで、英語教育者が「民主化」と称する左翼路線、労働組合を支持した。そのため、高等学校の教員組合が、いまでも富山は最左翼である。その陣地を攻撃されないように、高校教員の英検1級の取得者が一番多い県であるという伝説が流されている。

問題は、大学入試センター試験の成績は、県別の統計としては非公表であるため、富山県の英語教育能力は、全国で第何位なのか、秘密にされている。また、アメリカの大学への留学に必要なTOFULの受験指導に成功している高等学校は聞いたことがない。中部高校、高岡高校では、TOFULが700点台に達する生徒が、最低で50人、50人くらい養成し欲しい。富山県の県立高校を卒業し、富山大学に進学している大学生に、TMAにおいて、機能主義の構造文法では、冠詞は形容詞語群である、A,Theは、形容詞の機能をもつ。だから、形容詞の最上級には、Theがつくという話をしても、そんなこと習ってないので、新聞社の文化センターの講義なんか信じたくない、という反応だった。

富山県の高校の英語教育では、日本式の英検ではなく、まず教員がTOFULで最低700点以上ないと・・・。TOFULで700点以上であれば、東京大学は推薦で合格します。その学力で、慶応、早稲田には、もったいない。TOFULの作文で高得点がとれたので、64歳でオーストラリアのシドニーで開かれた国際歴史科学会議で、15分の英語での研究発表と質疑応答ができた。42歳で大学教授となり、そこで一念発起し、TOFULの学習塾に通った。富山では、なぜ

ラフカディオー・ハーンが大事にされるのか、祖先の教えを思い起こして欲しい。アメリカに「富山村」を、富山に「アメリカ村」を創ろう。

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