富山マネジメント・アカデミー

富山新聞文化センターで開講、教科書、参考書、講師陣の紹介、講座内容の紹介をいたします。

安倍政権の外政は信認、内政の内省を迫る声

2018年09月23日 | Weblog

安倍さんに日本を代表して欲しい。石破さんは、異形である。麻生さんも、異形である。トランプ、習近平とともに、世界の3大経済大国の顔としては、・・・。愚妻は、石破さんメガネをかけたら・・・といったが、外交の顔としては、あえて選びにくい。それほどに、自由民主党の総裁選は、アメリカの大統領選挙のような、心理的な国民投票となった。密室での準備でも、公開選挙、特にTV討論は日本の政治の参加意識を高めた。さて、自由民主党の党員さんは、国民の目線から外れていない。今後、石破氏は、党内野党を組織し、「影の内閣」を打ち出し、野党にも内閣に参加させるようにして、この際、統一野党の眼を完全に潰すことである。そもそもが、田中派の路線は、行政官僚の政党である「官党」に対し、「民党」の性格を持っていた。安倍政権に対し、内政の内省を迫る民党の機能を持続し欲しい。ただし、政策構築、調整、国際業務能力では、地方人の知恵では超えられない壁がある。このブログでは、富山県政では石井知事の支持、国政では安倍政権を支持する論理は貫く。孔子は、異形の人には警戒感を抱いていた。才色兼備の色とは、顔の表情である。政治家は、役者、演技者である。台本書きに溺れた小沢さん、実は非学力が問題だった。同じことが、石破支持には言える。保守本流からは、そこが敬遠される。ただ、安倍支持者の多くは、勝ち組投票券を握り、餌を貰いたいだけの無学力が多い。アメリカも迷い、中国も苦しむほどに、グローバル化した日本経済のかじ取りは、民党では不可能である。「経済指標」を創生し、それを外部に伏せて、日本の年金財団が破綻しないように導くのは至難である。総合商社、経済産業省、総研と日本銀行筋と内閣の国家戦略との連携である。先知先覚に人材が、いかに外国勢力を日本にとり好ましい環境に導くか、トップエリートたちからの政権の選択が、安倍三選の国家要請であると理解しておいた方がよい。トップエリートを擁する大学院のゼミナールには、そうした先知先覚の研鑽と自己修正能力がある。


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農林水産の経営面積は、議員の定数配分の基礎指標である

2018年09月23日 | Weblog

日本の法学部では、天賦人権説を単体の個人の矮小化しているので、人口比ばかりを重視し、国家を成立させる領土の面積保全に寄与している「防人」や水源地帯の担い手、さらには主穀である水田の管理者の国家貢献を倫理的に排除している。農林水産業は、生産性を保持するためには、広い経営面積と少ない労働力を組み合わせたマネジメントでないと、採算性、持続性が保証できない。そのためには、農業も林業も水産業も、過疎化がマイナス要因ではなく、事業の持続性、次世代の継承人材の育成に困難があるというところに課題がある。少ない人口で広い面積を経営管理することで、国防に最大限の寄与をしているのである。富山県の石井知事の理論武装は、地方の利益を大都会にぶつけているのではなく、台頭する近隣諸国への総合的な国防力の維持に寄与する議論である。呉西には、石井知事を引きずり落とす議論が盛り上がっている。県別の持続可能な水田、林業地、水産資源管理の海水面などの面積は、議員定数の配分で排除できない条件である。国家予算の配分も、国会議員の定数配分も、石井理論に経済的な国防理論という防衛論を加えるなら、政権政党の地方統治の基礎理論となる。農林水産の経営面積を担う人々が、国家貢献の意識を高めるなら、個人技としての武道精神、チームプレイとしての野球の両面から、富山県人のワーカーズ・ユニオンの精神を育成する必要がある。武道、国防を言うのは右翼だというレッテルは誤りである。象徴天皇制の国家という国民合意を周辺国家に対する支柱として、持続性を高めるには、大学の文系サークルの思想では物足りない。


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日中関係、親密化という接近戦の戦い方

2018年09月23日 | Weblog

これからは、政治的に日中の親密化が表面化する。政治的には、二階氏が自民党副総裁に就任すれば、党の第2位の指導者が「親中派」ということで、ボクシングでいえばクリンチに持ち込める。審判に見えないように反則する場面である。中国共産党は、一面で、軍事バカなので、日本が純科学的な宇宙や海洋の研究成果をあげると、軍事脳で日本の強みを脅威と感じ、日本の抱き着いてくる。ここで、日本人は嬉しくなる。その時、中国人は日本人の耳元で囁く。「朝鮮半島人は信用できない」と。・・・これで嬉しくなるようでは、3流の日本人である。中国人に向かい「あなたはどこの国のひとですか?」と尋ねる。このとき、自分の帰属する主要な都市名を応えてくる。上海、天津、武漢とか。そうすると、日本人は「オール中国の物足りなさを批評してもよいが、相手の帰属する都市の悪口は言ってはならない」。「素晴らしい歴史がありますね」とか、「立派な文化がありますね」と、中国人の郷里意識を引き出しながら、なんども「請客」という食事会を重ねていくことである。進出企業なら、地方図書館で、その地方の歴史書、「方志」を手に入れ、郷土史家から通訳つきでも歴史観光を丁寧に休日に重ねていく。国家よりも、同郷人の交遊を第一義においているという中国共産党員の最大の利点と欠点を見極め、「接近戦」を「個人戦」として戦うことである。これが一番に可能なのは、早稲田大学のOBたちである。中国大陸では、「経済人」のなかでは、最大学閥のひとつである。だから、福田元首相がこの接近戦を上手く進められる。中国が大嫌いな方は、宇宙、航空、海洋の世界で、後方基地において日本列島の高度化、一体化を進めれば嬉しい。反中派が多いほど、接近戦をする親中派が敵に大事にされるからだ。反中派が、「朝日新聞」の対中国価値を高めている。「産経新聞」は台湾の「自立・親日」に頑張ることだ。もう少しで、中国共産党は、全面的な親日へと転じてくる。台湾に対し、旧宗主国としての歴史責任がある。蒋介石への「恩義」を忘れてはならない。民進党とは、深い交際はしない。


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伏木陸海陸のワーカーたちが凄すぎる

2018年09月23日 | Weblog

伏木陸海陸の政治トップの国会議員や、企業役員は、全国水準ではない。ダイヤモンド社の特別編集員で、富山在住の方に伺うと、「週刊ダイヤモンド社」の取材の対象となる企業は、富山では1社もない、とのことである。国際的にみたら、富山に本社のある企業は、すべてマイナーリーグ、ローカルプレイヤーである。世界市場における中小企業である。しかし、不思議な産業集積があり、人的なネットワークがある。それは、高校の同窓会であり、部活つながりである。その典型のうち、称賛できるのは、伏木陸海陸のワーカーたちである。ユーザーにヒアリングしたり、現地視察、TV・新聞報道によると、彼らの物流の具体的な現場における磨いたテクニックは、ただものではない。素材ガラスは製造過程の公害のため、中国に発注し、伏木富山港で陸揚げされ、通関、保税倉庫に納められる。ガラスを出来るだけ割らなように、オープン・トップのコンテナーを使用し、クレーンで上から吊り上げ、ガラス輸送専用のトラックに積み替える。こうしてアルミ枠をつけて、全国に出荷される。さて、このような細心の技は、高校で、どんな教育を受けた人材ができるのか?その人材育成の基盤は、高校野球にある。その優秀選手を雇用し、社会人野球の名門といわれる伏木陸海陸のチームができ、全国都市対抗に出場し、東京ドームで物流企業としては珍しい強豪として維持されている。野球で養われた風を読み切る感性がないと、オープン・トップのコンテナーからのデバンニングはできない。吊り上げて、受け手であるトラックに積み替える作業である。ガラス輸送が得意な輸送企業は、資本的には別の企業である。ワーカーたちは、ユニホームの違いをこえて連携プレーができる。こうした物流オペレーターによる県内の横持物流のスムージング、悪天候でも、後工程の流れに合わせる根性と知恵、これが富山湾岸に集まっている。高校野球の文化は、県内の横持物流のスムージングに寄与している。


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中国海軍と日本海上自衛隊

2018年09月23日 | Weblog

台湾海峡の付近の公海と、南シナ海を横にむすぶ公海の航行の自由の確保は、日本経済の経済動脈である。中国の「一帯一路」戦略により、アジアとヨーロッパを結ぶ公海の輸送レーンの重要性がさらに増してきた。安倍政権は、この問題から逃げないで、日本の総合商社(経済産業省)というソフトと並行し、ハードとしての海自の物理能力を高めてきた。こうして、歴史は、新たな形で蘇る。海自の重要基地は、瀬戸内の呉にある。この瀬戸内の海軍の歴史は、邪馬台国の時代からの繋がりがある。現代でも、日本沿岸の内航船の基地である。中国では、海軍の歴史は、もともと長江の下流にあったが、近代は、福建省が海軍の発祥の地である。中華民国の軍艦は、古い英国製を川崎重工で改装したものである。現代造船技術は日本から中国の転移させたものである。中国海軍は、福建幇(福建人の同郷閥)である。これは、台湾海峡の両岸に分布している。習近平政権の一つの政治基盤である。海自の能力が高まると、中国は必死で国費を投入し、戦艦技術を高めることになる。現在、日本国の対外戦略は、内閣府のもとに集権され、中国共産党の集権の構造に対峙している。外交面で、ベトナム、フィリピンとの関係を深め、両国の沿岸警備に古い艦船を退役させ、貸与、贈与を行った。ベトナム海岸に海自の潜水艦の補給地があることで、福建幇の野望を挫くことに成功した。日本だけが、深海での隠密の航行の自由権を謳歌していると公表したわけである。この海自技術のコアーは、川崎重工にある。そして、水素発電の推進者でもある。


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9月22日(土)のつぶやき

2018年09月23日 | Weblog

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