富山マネジメント・アカデミー

富山新聞文化センターで開講、教科書、参考書、講師陣の紹介、講座内容の紹介をいたします。

都議選は、「国際頭脳都市」への世代交代を促した

2017年07月04日 | Weblog

政党別の議席数は、詳しく報じられるが、変化したのは、世代交代と、高学歴化である。都会議員も高齢化社会へ自然に移行していた。老害といえるレベルにあった。さらに、老害をひどくするのは、学力限界である。

学歴は、学習の効率ともいえる。政策研究は、プロの学者でもてこずる。複雑な利害調整、政策効果の評価など、行政側の高学歴化はすざまじい。ほぼ、大学院の博士後期課程のレベルに達してる。法律の分野でも、判例を踏まえた知識がいる。議員がそれだけの専門性と同等の質疑ができるだろうか?

ここに来て、行政サイドの政策プロに対し、高齢化し、同時に、中学歴の時代に育った老齢議員には、世界で最先端都市の基本につき、理解するのが限界、対案を考える力が乏しい。東京の選挙民は、眼が肥えている。公明党は、都議会自民党との合作を断ち切れたのは、提案型の政党であるからだ。生活困窮者の実態をヒアリングしているのは、公明党と共産党。社民党は滅んだ。民進党は、国会では安倍政権を追い詰めた。漁夫の利をえたのは、公明党と共産党である。なぜか?独自の新聞メディアをもち、宅配している団体に支えられているからだ。その新聞代を払えなくなった支持者の生活実態を把握し、行政から支援を引き出し、新聞代を払える水準まで支える。

自民党は、同業組合、業界団体を基盤として、中小企業の経営者層を支持基盤としている。では、小池さんの都民ファーストの基盤は、どこにあるのか?首都の頭脳を支える広い意味でのエンジニアたちである。満員の通勤電車の利用者たちである。そのなかには、都の職員、区の職員も含まれる。こうした知識労働者たちが支持基盤である。ドラッカーの説いたナレッジワーカーたちが、東京の都政を談合から、ナレッジワークで変えていこうとしている。公明党は、意外にも、内部の世代交代により、談合型ボス政治家から、ナレッジワーカーへの体質変化に成功した。弁護士、公認会計士、税理士など、苦学して「士職」をもつ職能集団を主体とする政党へと成長してきた。パラリンピックにおいて、東京都民は人類の歴史に新たなページを拓き、中国共産党の指導者をも刮目させるだろう。

 


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PCとスマートホン

2017年07月04日 | Weblog

TMA講師代表の私的な経験:

個人的には、PC無くして、スマートホンだけでは仕事にならない。モバイルという端末があって、PCも成り立つ。スマートホンの欠点は、バッテリー容量の限界と、通信量の制限である。だから、WiFiが便利なのだが、これにも費用が生じる。

自宅が子供、孫の需要があるので、WiFi環境を整えている。ただ、バッテリーだけは、消耗が激しい。PCは、持ち運べないが、外付けHDDに1テラバイトのデータ保管をしているので、個人の書斎としては、そこそこの水準である。写真は容量を食うので、もう1台、外付けHDDを接続し、写真専用の保管に充てている。PCの速度は、PC内部では、HDDにシステム・ファイルを容れる旧方式では遅いので最速のSDD?を入れている。好みは、スタートからEPSONだけを愛用している。サウンドは、USB接続で専用メーカーのアンプを利用しているが、音楽はよほど暇でないと聞かない。

PCでの仕事で一番に多いのは、原稿書きである。それが、パワーポイントによる講演原稿にもなったりする。しかし、インターネットで得られる情報だけでは、ネタが枯渇する。その場合、どうしても公共図書館のお世話になる。蔵書検索、予約は自宅PCで済ませる。

こうしてみると、モバイルは自宅を離れたときに、まさに移動中の道具ということになる。それが、バッテリーの容量を気にしながら、つまり、使用を控えるという制約が出てくる。さらに、料金となると、案外に宅電は便利である。新聞社さんは、取材のために宅電をかけてこられる。相当な長話でも、会社の電話だから、バッテリーも気にしないで1時間くらい話していることがある。

日常を振り返ると、モバイルはモバイルのみ、主役にはならない。なお、データはできるだけクラウドには預けない。信用には限界がある。絶対に消失したくないデーターは、DVDかCDに焼き込んで保管する。


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