十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

リョウブ!

2013-11-19 15:08:18 | 植物
気温4℃、西風2m、小雨。
朝の峠は雪が舞っていました。
湖畔は冷たい雨、ハイファイセットの歌です。
還暦周辺の人しか知らない歌で
冷たい視線を受けそうです。
リョウブは御前ケ浜の入口にあり、
花が咲いた時しか注目されない感じの樹木です。
救荒植物で新芽をご飯に混ぜて食べたようです。
うまくもまずくもなく、食べられるとのこと。
こういうふうになりたいです。
うまくもまずくもなく、生きていられる。
こんな人生に憧れます。

風雪に耐えて!

2013-11-16 10:30:31 | 植物
予想最高気温6℃、西風1m、晴。
生育条件が悪いのか小ぶりなオオアキノキリンソウ。
しかし、その分寒さや雪に強いようです。
まだ開花中と言えると思います、いい根性でタイプです。
御前ケ浜の木道の脇ですが皆さん恵比寿大黒島を
見てこの花には目を向けてくれません。
蚊帳の外にも耐えているようです。

ナツハゼ!

2013-11-15 09:17:10 | 植物
予想最高気温8度、南東の風3m、小雨。
雪が降って心配でしたが御前ケ浜の岩場に
この実が残っていました、撮影後はもちろん食べました。
ブルーベーリーに似た味で生食のほか
ジャムや果実酒にもするとネットにでていました。
野鳥達に申し訳ないので5個でやめましたが。
ついでに隣にあったミヤマガマズマも食べました。
こちらはもっと酸味が強かったです。
三戸地方ではジュースやキャンデーになっています。
本格的に雪が積もる前にヤマブドウも楽しめそうです。
何故か腹減りモードの山の子食べログになりました。

赤く美しく保たれるワケ

2013-11-14 15:07:30 | 植物
晴れ。気温4℃

ホシハジロの群れとカルガモ数羽を見かけました。
カルガモは留鳥とのことですが、
湖畔では冬の間よく見かけるようになります。

そしてこちらも初冬ならでは!
ナナカマドの赤い実が落葉後の景色の中で目立っています。
この実は熟しきっても腐ることはないのだとか
ソルビン酸という、食品の保存料にも使われる成分が
含まれているからだそうです。
色が赤く美しく保たれているのも、この成分のおかげだそうですよ(^^)

青空とのコントラストはいかがでしょうか?
昨日までは雪を被り、これまた美しい景色でありました☆


コマユミ!

2013-11-12 13:15:44 | 植物
予想最高気温-1℃、西風3m、雪。
この秋?冬?最初の氷点下の最高気温。
まだ、雪の中で葉と実が残っています。
かなり辛抱強いタイプのようです。
昨日からの雪が消えず引き続き降っています。
仲間にニシキギがあり、こちらは枝に翼があります。
しかし、十和田湖には自生していません。
また仲間にマユミがありますがオオマユミはありません。
先日バスガイドさんが奥入瀬でお客さんに聞かれた
とビジターセンターに訪ねて来ました。
すぐそばにある実物を見て納得したようです。

初雪

2013-11-11 15:08:27 | 風景
天気雪  気温-1.8℃

今朝の通勤途中の発荷峠はとてもキレイな雪景色でしたよ。
ほとんど葉っぱの落ちた外輪山も上部はうっすら白くなり
一週間前の紅葉時とすっかり衣替えです。
十和田湖につながる国道も、一部通行止めとなっていますので
お車で来られる方は十分に注意してくださいねっ。

外はあっという間に猛吹雪!!
ビジターセンター前の積雪は4cm越え!
真っ白な風景に一変です。

南八甲田パト最終日!

2013-11-09 16:12:26 | 風景
気温7℃、南西の風2m、晴。
湯の台牧場から見た南北八甲田の峰が
雪で白く輝いていました。
谷地温泉から道路脇が白くなりました。
凍った水溜りをバリバリ割り矢櫃橋まで行き
そこから帰りは登山道の笹刈払い開始。
青空無風で動きだすと重ね着のせいもあり汗ばむほどです。
猿倉神社で今シーズン無事終了の報告をしました。
写真は矢櫃橋から見た猿倉岳、青空と健康に感謝!

ムラサキシキブ!

2013-11-08 12:49:52 | 植物
予想最高気温7℃、西北西の風6m、晴。
最高気温は夜中の1時に記録したようです。
お昼現在6℃、風がありますが陽射しもあります。
明日と明後日は「ひめます祭り」でヒメマス汁が
両日先着300名様にお振る舞いです。
また、両日11時30分の遊覧船がワンコイン。
湖畔の植物を撮ろうとしましたが風が強く
あきらめて山際に向かいました。
才色兼備に例えられた木の実ですが風が強く
なかなか才色兼備に撮るのがむずかしい?腕か?

マツブサ!

2013-11-07 12:47:45 | 植物
気温12℃、南南西の風2m、雨。
つる性で樹皮に傷をつけると松の香りがすることから
名が付いたと図鑑にあります。
各地の山地にあるとのことでマニァックかどうかは
分かりません、別名ウシブドウとのこと。
入浴剤にすると体が温まるとのことで
某所では長さ30cm位のツルが数千円で販売とか?
ブドウの名が付いているので食べてみたら
特にに癖はありません、今後体調がどうなるのか・・?
しかし、良い子はマネをしないように

十和田湖ぐるっと船上観察会!

2013-11-04 15:58:23 | 風景
気温13℃、西風3m、晴。
3日前の予報は雨、2日前の予報は曇。
今日の予報は晴、180人の善男善女パワーでしょうか?
中山・御倉の二つの半島には思った以上に紅葉もあり
カメラマンの方からは11月にしては上出来の声も。
陽射しが暖かく、大川岱では小春日和となり
樹恩の鐘や和井内神社を散策される方や
落ちた山ぶどうを袋一杯に集めてるしっかりした方も。
下船のときに、「楽しかった・ありがとう」の声を聞くと
晴れれば十和田湖の自然はこの季節でも
人々を笑顔にしてくれます、やはり日本を代表する
優れた風景の国立公園という力でしょうか!