弊社チームリーダー鈴木聡によるレギュラー講義[1]
「イベントプランナーの仕事を知る」の最終回となる3回目の講義が行われました。
今回は「ディベートでプレゼンテーションスキルを磨こう!」と題し、前回ブレインストーミングを行ったチームに再び分かれ、
チーム対抗のディベート大会を行いました。
ディベートテーマ・評価ポイントの確認後、
チームごとに部屋に分かれ作戦会議を行いました。
各チームで、話し合いの進め方、雰囲気は違えど、
前回のブレストの授業がいかされ、スムーズに会議が行われているという印象を受けました。
■第一回戦のテーマは、
「運動会と遠足。義務教育で実施すべきなのはどちら?」
「義務教育に必要なのは運動会だ!」と主張するCチーム。
運動会は、
・身体・精神を強め、個人の能力を伸ばすものであり、自立性の基礎作りに貢献する
・近年の児童の体力低下を食い止める
・共存・競争を体感できる場である
・「親の望む学校行事ランキング」で遠足と比べ運動会のほうが上位である
と主張しました。
一方、「義務教育に必要なのは、遠足だ!」と主張する弊社Tチーム。
Tチームは、義務教育の意義をまず紐解いた上で、
遠足は、
・体験を通して児童の可能性を広げる場である
・団結力・他者への思いやりを学べる
・画一的ではなく、自由にプログラムすることができる
・子供たちが主体的に考える場である
と主張しました。
■第二回戦のテーマは、
「カレーライスとラーメン。日本の国民食としてふさわしいのは?」
「国民食はラーメン!」と主張するEチームは、
ラーメンは、
・世界の味 ---NASAで宇宙食として採用されるほどカップラーメンは世界に認められている
---海外の日本料理店でラーメンを置いている店がある
・地域特性を活かした様々な食材・味のバリエーションがあると主張。
一方「国民食はカレーライスだ!」と主張するAチームは、
まず、国民食を「国外的」「国内的」にとらえ、
・国民が愛している度合いを、一年間の消費量で比較
・カレーは各家庭の味の違いはあるが大きく考えれば、
「カレー味」は統一されており海外にもわかりやすい
・日本の主食は米であると主張しました。
■第三回戦のテーマは、
「日本の学校教育において、制服は必要?不必要? 」
「制服は必要」と主張するBチームは、制服があることで、
・生活格差を見せないことができる
・学校が犯罪から生徒を守る目印となると主張。
一方「制服は不必要」と主張するDチームは、
・服装を自由に選ぶ権利を阻害している
・制服は値段が高く、生活を圧迫するケースもあると主張しました。
◆ディベートの様子
第三回戦までのディベートが終了し、鈴木より各チームの総評や新たな着眼点を伝えました。
そして、各チームの得点数・順位を発表!
優勝はオーディエンスからの得票が群を抜いていた・・・
「国民食はカレーライス!」と主張したAチームです。
おめでとうございます
データを用い説得力を増したこと、相手の問いかけについて的確に反駁していたことなどが
オーディエンスの心を動かしたのではないでしょうか。
最後に、講義に参加された皆さんに、
「カレーライスについて、制服についてこんなに突き詰めて考えたことがあっただろうか」と鈴木が問いかけました。
真剣にテーマについて考え抜き、様々な視点で分解する。
これは、プランナーが普段行っている、
オリエンを受け、企画をし、プレゼンをする
仕事の過程と同じなのだと言います。
また、ディベートやプレゼンでの必ず勝てるコツは、
相手の何が判断基準となっているのか、何に不安を感じているのかを考えそこを崩すこと
また、相手がついてくるであろう自分たちの弱点をあらかじめ強化しておくことといいます。
鈴木は「プランナーとは技能ではなく、性格なのではないか」と考えているそうです。
誰のために・どのように考えて・何をしてあげよう?
プランナーの性格を持って、仕事もプライベートも過ごしてほしいと受講生に伝え、
「イベントプランナーの仕事を知る」の講義が終了しました。
ino
「イベントプランナーの仕事を知る」の最終回となる3回目の講義が行われました。
今回は「ディベートでプレゼンテーションスキルを磨こう!」と題し、前回ブレインストーミングを行ったチームに再び分かれ、
チーム対抗のディベート大会を行いました。
ディベートテーマ・評価ポイントの確認後、
チームごとに部屋に分かれ作戦会議を行いました。
各チームで、話し合いの進め方、雰囲気は違えど、
前回のブレストの授業がいかされ、スムーズに会議が行われているという印象を受けました。
■第一回戦のテーマは、
「運動会と遠足。義務教育で実施すべきなのはどちら?」
「義務教育に必要なのは運動会だ!」と主張するCチーム。
運動会は、
・身体・精神を強め、個人の能力を伸ばすものであり、自立性の基礎作りに貢献する
・近年の児童の体力低下を食い止める
・共存・競争を体感できる場である
・「親の望む学校行事ランキング」で遠足と比べ運動会のほうが上位である
と主張しました。
一方、「義務教育に必要なのは、遠足だ!」と主張する弊社Tチーム。
Tチームは、義務教育の意義をまず紐解いた上で、
遠足は、
・体験を通して児童の可能性を広げる場である
・団結力・他者への思いやりを学べる
・画一的ではなく、自由にプログラムすることができる
・子供たちが主体的に考える場である
と主張しました。
■第二回戦のテーマは、
「カレーライスとラーメン。日本の国民食としてふさわしいのは?」
「国民食はラーメン!」と主張するEチームは、
ラーメンは、
・世界の味 ---NASAで宇宙食として採用されるほどカップラーメンは世界に認められている
---海外の日本料理店でラーメンを置いている店がある
・地域特性を活かした様々な食材・味のバリエーションがあると主張。
一方「国民食はカレーライスだ!」と主張するAチームは、
まず、国民食を「国外的」「国内的」にとらえ、
・国民が愛している度合いを、一年間の消費量で比較
・カレーは各家庭の味の違いはあるが大きく考えれば、
「カレー味」は統一されており海外にもわかりやすい
・日本の主食は米であると主張しました。
■第三回戦のテーマは、
「日本の学校教育において、制服は必要?不必要? 」
「制服は必要」と主張するBチームは、制服があることで、
・生活格差を見せないことができる
・学校が犯罪から生徒を守る目印となると主張。
一方「制服は不必要」と主張するDチームは、
・服装を自由に選ぶ権利を阻害している
・制服は値段が高く、生活を圧迫するケースもあると主張しました。
◆ディベートの様子
第三回戦までのディベートが終了し、鈴木より各チームの総評や新たな着眼点を伝えました。
そして、各チームの得点数・順位を発表!
優勝はオーディエンスからの得票が群を抜いていた・・・
「国民食はカレーライス!」と主張したAチームです。
おめでとうございます
データを用い説得力を増したこと、相手の問いかけについて的確に反駁していたことなどが
オーディエンスの心を動かしたのではないでしょうか。
最後に、講義に参加された皆さんに、
「カレーライスについて、制服についてこんなに突き詰めて考えたことがあっただろうか」と鈴木が問いかけました。
真剣にテーマについて考え抜き、様々な視点で分解する。
これは、プランナーが普段行っている、
オリエンを受け、企画をし、プレゼンをする
仕事の過程と同じなのだと言います。
また、ディベートやプレゼンでの必ず勝てるコツは、
相手の何が判断基準となっているのか、何に不安を感じているのかを考えそこを崩すこと
また、相手がついてくるであろう自分たちの弱点をあらかじめ強化しておくことといいます。
鈴木は「プランナーとは技能ではなく、性格なのではないか」と考えているそうです。
誰のために・どのように考えて・何をしてあげよう?
プランナーの性格を持って、仕事もプライベートも過ごしてほしいと受講生に伝え、
「イベントプランナーの仕事を知る」の講義が終了しました。
ino