新薬 le medicament nouveau

最近、体調が悪く、先般からいろいろ内科行ったり婦人科行ったりしてましたが、どうやらこれは婦人科の方だと自分で確信してきた。
時々夜中に下腹部が痛くて目が覚めちゃうことも。

んで、いつも混んでる病院に行ってきました。
主治医が昨年から地方に行ってしまったので、その後は誰にしようかなーとふらふらと違う曜日に行ってましたが、みな今ひとつ。

で、金曜の先生は、私よりちょっとお姉さんくらいの美人。
でも冷たい感じじゃなくて、こちらの目をじっと見つめて、うなずきながら優しくお話を聞いてくれた。
んで、最近の状態（他の先生に大腸かも、と言われて胃腸科行ったら食生活が悪いと言われ、他の病院の胃腸科に行ったら婦人科と言われ・・・）を話しているうちに、、、
何故か感極まって（？）涙ぐんできた。
「鎮痛剤が手放せないんです、１月末には海外旅行も予定しているんですけど、旅先でも痛くなるかと思うと・・・夜中も痛くて目が覚めてよく眠れないんですぅぅ。。」
（いや、眠れなかったのは昨日だけなんだけどね、話のノリで・・・）

んでもって、やっぱりお腹の中の癒着が原因だから、新薬を試してみましょーか、てなことになったんだけど、これがまた、副作用がある。
しかも過去にいろいろ既往歴があったりしたんで脳神経内科を受診して決めることに。
脳神経内科の先生はYESって言わないだろうねーと思いつつ。
しかし、新薬は血栓リスクはあまりないようです。そうは言っても父親が脳梗塞＆肺塞栓で亡くなってるんで、検査をすることになり、神田にある画像専門のクリニックでMRI撮影をやって、フィルムを自分で受け取ることにした。
宅配便で送ってもらうことになったけど、いつ来るかわからないから、職場宛に送付してもらうことにした。

うーむ。

職場には、ポスター撮影などのポジフィルムを見るためのでかいバックライト機器がある。
デジタル時代の今は、フィルムを見ることなんてなくなって、ホコリかぶってるけど、脳の輪切りのフィルムを見てみるか。
（て、見たってわかんないか）
４月にも脳ドック受けてどうもなかったから、きっと大丈夫。
頭の形って普段あまり気にしないけど、結構ゆがんでるのよね、私。
これは赤ちゃんの時にあまり寝返り打たずに静かに寝てた、おとなしい子だったという証拠です。
女の子でよかった。髪の毛で隠れてるからゆがみがわからないからね

とまあ、新たな一歩を踏み出しつつありまーす。

フランス人旅行者 un groupe de voyageurs

今日は朝から神田までひとりでお出かけしました。風邪がまだ残ってるから、マスクをしてました。

んで、その途中、東京駅から年配のおじさまやおばさま達の旅行者の一団と一緒の車両になりました。
手にはJR Japan Rail Passと書いてあるパスを持ち、でっかいスーツケースを各自持ってる。

（ほう、外国人向けのそんなパスがあるんだ。そりゃ、あるよね・・・。）

おじさまのスーツケースはLANCEL製。そしてADPロゴのシールが貼ってある。(ADP=AEROPORTS DE PARIS)
そしてみんなフランス語をしゃべっている。

ふむ。（ブランド品持っているフランス人だあ・・・）

と思ってると、おじさまが私をジッと見た。

（どうやらマスクしてるのが怪しいらしい。フランス人て風邪引いてもマスクしないと聞いたことある・・・。）

おばさまは「日本人はほんとに愛想ないわね。電車乗るときも黙って我先に乗るし・・・」みたいな話をしてる。

（むむむ。そう感じるんだろーねー。）

とか思いつつ、一人のおばさまのヴィトンのバッグのファスナーが全開しているのに気がついた。
でも、そのおばさまはお話に夢中で気がついていないみたい。

んで、神田駅に着く前に立ち上がり、
「マダム、注意してくださいね。あなたのバッグ開いてます。」
と声をかけました。みなさま一様に「おおお！」「Merci!」と言ってくれましたが、
さっき「日本人たら、、、」と話していたおばさまが「ありがと」と礼を言った。
「どういたしまして」と言いたかったけど、降りなきゃいけないし、、、
ちょっと一瞬口をゆるめただけで降りちゃった。

やっぱり愛想悪いって思われたかしら。
「Bon voyage!」とか「Bonne journee!」とか気の利いたこと言えばよかったわ・・と後で後悔。
でも、愛想悪いけど日本人て親切って思われたかな。