稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

王者 井上尚弥がはらった敬意

2019年11月08日 | 日々
 7日、「ワールド・ボクシング・・・バンタム級なんとか」。

 どちらが勝ってもおかしくない決勝戦。

 ぼくも久々に手に汗したが、激戦だった。

 最終ラウンド終了のゴングとともに、二人が健闘をたたえ合った。

 驚いたのは判定発表の前に井上が改めて
コーナーに座り込む対戦者ドネアをひざまずくようにして讃えたこと。

   

 聞くところでは、ドネアは井上にとって
高校時代からのあこがれのボクサーだったそうだ。

 ドネアも笑顔で井上の体をたたいていた。

 結果は3-0で、井上の判定勝ち。

 けれども、この井上がドネアにはらった敬意、
ぼくにはこの上なく清々しいものに映った。

 形はともかく、勝者の精神あるいは態度はこうであってほしいものだ。
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