8月27日、念願の秋田大曲の花火大会へ。
人口4万人の町が一挙に70~80万人にふくれ上がるというこの日。覚悟はしていたが予想以上。
バス駐車場から会場桟敷席に向け延々1時間を歩く。
和歌山県から来たという腰の曲がったおばあさん。「大丈夫かいな」と思ったが、歩ききった。
夕暮れの会場、人、人、人。
この花火大会。普通のものとは違い、27の花火の作り手たちが日本一を目指して競い合う。
市長の開会あいさつに続き、第1発。
「割り物」と「創作モノ」が打ち上げられる。それぞれが粋をこらした個性的な花火。湧き上がる歓声と拍手。ひとつひとつに見ごたえがある。約3時間だが、見る側にも期待と緊張が途切れない。大曲だからこそなのだろう。
十分に堪能して閉会。
帰りがまた大変。会場から出るにも、ちょっと歩いては待機、これを繰り返し、2時間かけてバスへ。幹線道路は動かぬ車列が延々。
ホテル到着は午前1時。
十和田湖
28日は八幡平を通って十和田湖へ。
十和田湖は古来、魚の住まぬ湖だったそうだ。
今生息するヒメマスは明治時代、和井内貞行氏が私財を投げ打って北海道支笏湖から取り寄せ、放流したものだ。そういえば、小学校の教科書だったか、偉人伝だったかで読んだことがある。
和井内さんが大きくなったヒメマスが遊泳するのを見て感激したという記述。それを思い出した。
奥入瀬川
十和田湖周辺はすべてそうだが、原生の森。
奥入瀬川べり。ブナ、カエデ、ケヤキ、トチ、ホウなどの広葉樹。どれもこれも光を求め合ってか、背が高い。ぼくが渓流釣りで通う川べりとはまた違う。
見るからに豊かな森だ。
この川は十和田湖から流れ出し、太平洋にそそぐ。
魚が十和田湖に遡上できないのは魚止めの滝があるからと聞いている。
どんな滝なのか一度見たいとぼくは思ってきた。それがこれだ。
一見、コンクリートの堰堤に見える。しかしよく見ると、垂直に立ち上がった岩なのだ。柱状溶岩が横に並んだような線が見えていた。
翌朝、誰かトラウト釣りをしていないかと湖岸を歩いてみた。
残念ながら釣り人の姿なし。
でも、奥入瀬川で一度釣りをしてみたいもの。
この原生の森を初めとする自然の豊かさ。
いつまでも残ってほしい姿だ。
人口4万人の町が一挙に70~80万人にふくれ上がるというこの日。覚悟はしていたが予想以上。
バス駐車場から会場桟敷席に向け延々1時間を歩く。
和歌山県から来たという腰の曲がったおばあさん。「大丈夫かいな」と思ったが、歩ききった。
夕暮れの会場、人、人、人。
この花火大会。普通のものとは違い、27の花火の作り手たちが日本一を目指して競い合う。
市長の開会あいさつに続き、第1発。
「割り物」と「創作モノ」が打ち上げられる。それぞれが粋をこらした個性的な花火。湧き上がる歓声と拍手。ひとつひとつに見ごたえがある。約3時間だが、見る側にも期待と緊張が途切れない。大曲だからこそなのだろう。
十分に堪能して閉会。
帰りがまた大変。会場から出るにも、ちょっと歩いては待機、これを繰り返し、2時間かけてバスへ。幹線道路は動かぬ車列が延々。
ホテル到着は午前1時。
十和田湖
28日は八幡平を通って十和田湖へ。
十和田湖は古来、魚の住まぬ湖だったそうだ。
今生息するヒメマスは明治時代、和井内貞行氏が私財を投げ打って北海道支笏湖から取り寄せ、放流したものだ。そういえば、小学校の教科書だったか、偉人伝だったかで読んだことがある。
和井内さんが大きくなったヒメマスが遊泳するのを見て感激したという記述。それを思い出した。
奥入瀬川
十和田湖周辺はすべてそうだが、原生の森。
奥入瀬川べり。ブナ、カエデ、ケヤキ、トチ、ホウなどの広葉樹。どれもこれも光を求め合ってか、背が高い。ぼくが渓流釣りで通う川べりとはまた違う。
見るからに豊かな森だ。
この川は十和田湖から流れ出し、太平洋にそそぐ。
魚が十和田湖に遡上できないのは魚止めの滝があるからと聞いている。
どんな滝なのか一度見たいとぼくは思ってきた。それがこれだ。
一見、コンクリートの堰堤に見える。しかしよく見ると、垂直に立ち上がった岩なのだ。柱状溶岩が横に並んだような線が見えていた。
翌朝、誰かトラウト釣りをしていないかと湖岸を歩いてみた。
残念ながら釣り人の姿なし。
でも、奥入瀬川で一度釣りをしてみたいもの。
この原生の森を初めとする自然の豊かさ。
いつまでも残ってほしい姿だ。