蟷螂亭日記

「蟷螂の斧」という言葉は、弱き者が抵抗するという意味であるが、たとえ無駄であっも抵抗しなければならないこともあると思う。

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TBSボクシング・亀田×マナカネ戦は何故つまらないか?

2012年04月05日 02時54分10秒 | 日記
・TBSで亀田興とマナカネ戦を中継したが、私は見なかった。ボクシングは好きで、大抵の試合は見ることにしているが、亀田の試合は、見るたびにがっかりさせられ、どうせおもしろくないだろうと、NHKのオリンピック代表選考会の水泳を見た。

・スポーツは真剣勝負であり、命を賭して試合に臨む、その緊張感が魅力なのだと思う。これはプロだろうとアマだろうと変わりはない。

・水泳の選考会の方は、男子100m背泳ぎで入江が優勝し五輪切符を獲得したが、古賀は2位に入ったが派遣標準記録に僅かに及ばず五輪出場はならなかった。この試合は、まさに一発勝負で、スタート時には緊張感が漂い、泳いでいる最中も選手の必死の思いがその泳ぎっぷりにヒシヒシと感じられた。NHKの放送ぶりも派手さもなく、あくまで冷静な実況で、これが返って現場の緊迫感を伝えていた。

・一方で、亀田×マナカネ戦はどうだったろう。見ていないので確かなことは言えないが、従来どおりであれば、派手な登場を演出し、アナウンスも華美な修飾語の羅列で終始し、実況はにぎやかしいけれど、戦いのリアリティが薄いお粗末なものだったろうと想像できる。いわゆるスポーツエンターテインメントとしての放送の仕方なのだが、これはスポーツが本来持っている危険と隣り合わせの緊迫感を阻害してしまう。

・更に、亀田自身のパフォーマンスやボクシングスタイルも気になる。辰吉のようにその不良ぽさが本物であれば、あーしたスタイルもありかなーと思うが、亀田の場合はとってつけたような安っぽさがあり、ちっとも身についていない。それでいて、ボクシングそのものの実力がないのだから、いい試合が出来る訳がない。

・案の定、亀田は防衛はしたものの、格下相手の右フックをくらい苦戦し、辛うじて勝利をおさめたとのことである。亀田の勝利を告げるアナウンスに、会場からはブーイングが起こったそうだが、これも肯ける。スポーツエンターテインメントとして派手さばかりが目立つようになったプロスポーツは、選手自身の真剣さや本気度を奪ってしまって、ますます面白さを失いつつあるように思う。ここらあたりでテレビ局もスポーツ中継のあり方を再考したらどうだろうか。
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