東京湾の漁師 東京湾海人の日記

青混ぜ海苔の達人のブログです。

格闘始まる

2006年08月29日 19時55分44秒 | Weblog

南の風



場所割りは GPSを使ったりして 近代的になりましたが この杭打ち作業は 昔から進化してません。
水深約20メートルの海底に 鉄製の杭を 写真のように 打ち込んでゆきます。
こうして 私が写真を撮ると 3人になってしまいます。怒られますね。ごめんなさい。必死ですよね。


杭の途中に この100mのロープをくくりつけ セットを固定するのです。
私の仕事は もっぱら 玉込め役。何十年も 玉込めをつとめています。
12メートルの鉄パイプに10メートルの竹を繋ぎます。その先端に 鉄筋(左下に写っています。)にロープを付けて 仲間が鉄パイプの槌を海底に下ろすまで 杭をガイドします。ロープで調整するのですが 下ろす早さがものすごい勢いですので 手から火が出るほど 熱くなります。おまけに古いロープですので、貝殻や時には釣り針なんか着いていて とっても危険です。危険ですから私がやるのです。
まず ロープを絡まないことが 第一条件です。とっさに判断が出来ること。仲間が速いスピードで下ろす時は それについてゆくこと。
大変です。



午後 南の風で 波が高くなってきました。
汗で ずぶぬれなのに 波でもずぶぬれ。

第一日目は 終了。

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする