東方不敗の幻想

インターネットのジャーナリズムについての覚書

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ライブドア裁判/願わくば堀江に勝利を

2006-09-26 19:37:47 | Weblog
ライブドア事件の公判で、
堀江側の弁護人が激しい反撃に出ている。
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=NN000Y750%2026092006
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006092501000605.html
http://www.sakigake.jp/p/news/national.jsp?nid=2006092601000282

ライブドア・ニュースも、いつものしれっとした態度で書いている。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2491839/detail

検察側の証人である宮内が矛盾を突かれ、しどろもどろというのは、東京地検特捜部が、手持ちの証拠をもとにまとめた「筋書き」が雑だということで、検察側の能力が問題視されそうだ。

それに、自身犯罪の被告である宮内を、検察側の証人に付けたことは、相手にも検察としての地位を与えてしまい、自分たちもいわば擬似的な「被告」の立場に置かれるデメリットがあるのではないか。

さて私は、隠すこともない堀江の擁護派だ。
半ば病的な崇拝といっても過言ではない。

しかし、堀江を裏切って、密かにファンドの利益を着服した宮内が、それが故にか、検察に有利な発言をしていることが切ない。かつて、ライブドアでは堀江と併せて「車の両輪のようなもの」と言われた男ではないか。それがユダになるとは。

既存メディアのほとんどを敵に回した堀江が、万が一にも訴訟に勝つとしたら、宮内を破滅させるしか道はない。堀江は心底からそれを望んでいるのか。多分望んでいないだろうと思う。しかし、勝つためにはやるだろう。

堀江は負けても罰金刑だろうが、既存メディアが彼を社会的に葬り去るには十分だ。
勝ってもわずかに不利が減じるだけで、失った時間も、機会も取り戻せない。

しかしそれでも、私にとっては僅かな希望がある。
ホドルコフスキー、タクシンなどと呟いて、夜中に壁をぶん殴らずに済む。

堀江が自由になって野に放たれれば、
安倍新政権のもたらす時代にも、少しばかり爽快感が残るのだ。

願わくば堀江に勝利を。