よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

久しぶりの “ほっかぶり”。

2018年06月23日 | 農家ブランド

昨年で一旦区切りをつけていた ほっかぶり市。

やめようという気は無かったものの、続ける形をみんなで模索しておりました。

今日は久しぶりにほっかぶり魔女・大栗さんちのガーデンで「ほっかぶり食堂」として開催。










集いました。

梅雨の真っ只中、汗で頰に引っ付きつつもほっかぶり。

ひさびさでも ならでは な空気で終始笑いの絶えない一日でした。

農ドブル同様、ビュッフェ形式。と物販。

岩出山の山の中。カフェ主マロンちゃんが命をかけるガーデン眺めていただきながらの食事。


みんな早起きしてそれぞれ持つ素材で調理。




































数にしてみると結構な品数。

開店から続々とお客様が来てスタートも良かったです。

遠くは一関から来られたお客様も居て、たまたま別の場所を訪ねほかに何かないかと思ったら来ちゃったと。

まさかこんな山奥でこんなに楽しいことをやってるとは思わなかったぁ〜と、たくさん食べ、たくさんお買い上げ頂きました。


これまで人出が多いところ多いところ、と考え市を開いて来ましたが、

メンバーが日々、一番過ごす足元の場所でやるというは景色も違えば想いも雰囲気もあっていいもんです。






大豆で無理しすぎたかいまいち不調な今週でしたが仕切り直します。

明日は朝夕ネットの定期市ですぞっ!

2018年06月18日 | Weblog

新しい一週間の始まり。

また梅雨空に戻りそうでその前に、と今日は朝から大豆を植えました。

くるみ豆2018、スタート。5年めで自だね更新三年目の種まき。







昨日みんなで出来なかったので一人で奮闘。結局夕方までかかりました。

おかげで股関節と膝がガクガクですがやりきりました。



大沼旅館でも大豆湯治を10年前からやっていて、そのチームから麝香(じゃこう)豆という枝豆でうまいという豆のタネも頂いてきたので

今年は一部それも植えてみます。



昨年は8月まるまる雨ばかりで大不作になってしまい、納豆の販売は見送ってきました。。。

種まきしてどのくらい余るかと思って今日まで我慢してましたが、、、ちょっとだけやれることに!



梅原先生がデザインしてくれた納豆、明日の朝市夕市ネットの定期市で限定販売します!

無農薬・オール手仕事仕上げです。

他、よっちゃん商品、タケノコ瓶詰めも持っていきます。

それと、お惣菜もカミさんの卵焼き、朝夕メンバー石巻十三浜遠藤さんのすき昆布使った煮物、私の干しタケノコピリ辛なども出す予定です。

そして!

明日は野田くんも初参戦。季節的に心配なので数量は少ないと思いますが「源泉たまご」も初登場します。どうぞおこしください。



農ドブルナイト?無いと!

2018年06月17日 | 農家ブランド

先週末は東京からの団体のお客様へ農ドブル。

半年前から構想と準備を重ね、仲間や知り合いに食べていただきながら重ねてきたプロジェクト。

今回はほぼ初めての方々をお客様にお出しした第一回。

大変に喜んで頂けて、われわれも楽しい充実感でいっぱいの大成功で終えられました。

ありがとうございました。




会場は 旅館・大沼のとっておきの山荘。前日は緊張感からか何度も看板も描き直し。

写真撮る余裕が全くなくってブルーファーム・早坂くんのを拝借。



だいぶ早く会場入りしたので最初は意気揚々とスタート。

が、今回は料理が無くなるスピードが予想外で運んで帰ってくる仲間スタッフが戻ってくるたび

「もー料理無いよ!早く出そう!」

という勢いで喜びもひとしお。




自己紹介からスタート。仲間のあいさつがそれはそれは上手でこういうのが苦手な私は参りました。。。

そっから次々とみんなで作った料理を。







屋外では同級生・青田ファームが蒸し釜で自然乾燥米、とっておきのササニシキをじっくり炊き上げ。

それとうちのなんばん味噌に漬け込んだチキンの炭火焼きを最後に稲わらで香りをつけてお出ししました。

道の駅スタッフとして活躍中の斉藤くんに担当してもらいました。



今回の 地野菜たっぷり桶サラダ は彩り豊か。

直子ちゃんの10種のトマトがとてもきれいでした。



卵は二種類。同級生UGが育てる有精卵の生卵、

その玉子を鳴子の源泉でじっくり仕上げた野田くんの温泉卵。



もうひとつの私の担当・シューマイ。

主役は掘りたて茹でたてを瓶詰めしていた孟宗タケノコの食感を活かす根っこ部分。

鶏肉と新玉ねぎ、UGの有精卵、生姜を合わせて大量200個作りました。

彩りを、と一つはスタンダードに皮に包み、半分は地元のもち米・みやこがねと古代米で仕上げました。

味付けは今回もてんさい糖、紹興酒、よっちゃんなんばんのみです。





メインになる煮物。岩出山の大長老・正彦さんの淡竹を中心に、ヤマブキ、新じゃがなど、大好評でした。

他、写真無いですが

◆なるこりんのジェラート三種類! なるこりんのとっておき。

◆干しタケノコとヤマブキ よっちゃん生ラー油ピリ辛風。私担当。

◆宮城のおいしい玄米・金のいぶきの焼きおむすび。佐藤ファーム、小泉麹屋担当。

小泉麹屋のスペシャル味噌汁。

◆旬のお漬物。尊敬する大魔女・大栗さんの手作り。



また、今回もテーブルコーディネートで日々ノ道具・奥田金物の山本さんが参戦してくれて大助かりでした。

居ていただかないとならない存在。





ちょっとの時間でしたが調理終えたあとに交流させていただき、我々も楽しめた時間。



最後はお客様、スタッフみんなで記念撮影。







翌朝はせっかくなのでと食べて頂いた我々の素材をご紹介する朝マルシェもやらせて頂いて大好評いただきました。

その後はうちとUGの養鶏場など圃場見学もしていただいて、生産者として伝える時間も頂き、

せっかくなのでなんばんの説明後にバンブーランドで寛いでいただきました。



いろいろな意味でカチッとやりきった二日間。大満足で終えることができました。

石井さんはじめとする丸の内朝大学のみなみなさま、ありがとうございました!

農ドブルは季節で変化していきます!

またぜひいらしてください。




明日は農ドブル。

2018年06月15日 | 農家ブランド

雨が降り、、、、そうな絶妙な空模様。

明日は実質知り合いがほとんどいない、団体の方々に農ドブルをお出しする初めての機会。

いやがおうににもテンションはあがります。緊張も高まります。楽しみでもあります。

今日は仕込みだったりなんだったりいろいろ。



明日お出しする一番の旬、淡竹(はちく)。うちには無い種類なので仕入れに85歳の大先輩・正彦さんちへ。

採りたてを頂いてきました。

この地域では孟宗の次に旬を迎えるたけのこで、正彦さんちのはピカイチの太さと柔らかさ。

「昔はこれと新じゃが、イルカを煮て食べるのがものすごいご馳走だったんだぞ〜」

と話を聞きながら。

売ればいい、を超えて「また食べたい」と思ってもらえる農業を今だにきちんとやってる方。まいどまいど学びです。

お楽しみに。







明日のお客様、日曜にうちの農場見学にも来てくださり天気が良ければタイミングぴったりで、くるみ豆の種まきをしていただく予定。



朝いちで圃場を仕上げ、転作なので水はけ対策もしたものの、、天気が微妙です。


ようこそ! たまつくりへ!

まんず明日は喜んでいただけるよう全力を尽くします!

今さら田植え。

2018年06月14日 | 農家の風景。


今日も快晴。といいながら加工場が忙しくて日中はほぼ室内で気をもむ。

午前中、にしき食品の武藤部長、流通の坂上さん来て頂いて、

今年初めて本格的に取り組んだ乾燥タケノコの状況報告や今後の取り組み作戦を話し合い。

ブレたくないので最初にお金ありきということではなく、乾燥タケノコプロジェクトは一件一件の農家の志、

美しい農家の風景としての竹林を守りたい

と思えるかどうか次第なので、そのあたりも含め最終的な販路の一つとしてにしき食品さんへの繋がりも含めて

自分の今後の動き方を話しさせてもらいました。

とっても楽しい時間でした。



夕方、道の駅でみんなで植えた古代米の残り苗を今さら田植え。





4種類。どうなるのか編むのも楽しみだ。


昨日干しタケノコを引き取りに鳴子の温泉熱乾燥室に行った時、借りてる源泉の大女将が大量に干していたツルの植物。

聞くと「野葡萄だよ。とても身体にいいの」と教えてくれました。

昔から野草茶が趣味で、若女将と営むカフェでも看板。30種類くらいの色んな野草をブレンドしていて

独特の野草感。

「里山にあるから探してみたら」と言われたのを思い出し田植え帰りに探してみたらそれらしいのはある、が、採らない。飲みに行ったほうがいいと判断。



そしたら山いちごの大量ゾーンを発見してそっちに気をとられた。

週末、MAX人数のBIG農ドブルなので、明日採れたら少しづつでもご馳走したい。






ついつい漬けたまま忘れていた古漬け。

塩抜きして以前大根のハリハリ漬け用に作っといた甘醤油だれ、に醤油なんばんを足したものに付けて食べたら美味い。






山。伸びすぎた草に圧倒されながら少しずつ草刈りモードへ突入です。