よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

よっちゃん、イノシシを捌く。

2019年01月23日 | Weblog



駅前の直売所のプロジェクトの打上げで有志で鳴子一泊。三年やって3回目。

「農家が育て 農家がついた」をキャッチコピーにする お餅プロジェクト。

米粉のお餅が多くなってきた今の時代、ホンモノで勝負しよう!と始まり、

がんばってがんばって受注に追いつこうと多い日には20升以上もつきまくりました。

今年は前年比1割アップの売り上げでテンションもあがり、

大先輩方と大いに食べ、大いに呑み、大いに唄いました。

私はのした餅を切って包装する係。反省もあったので今年の年末はそれを改善だ。



そんな最中に昨年裏山に罠を仕掛けてくれたハンター・伊東さんから連絡。

「イノシシ欲しい?ウリ坊のちょっと大きいやつ。」という事だったので「ぜひ!」とすぐさま返事。すると、

「血抜きだけしたからそれでもいい?」とのことで、「いやぁ!それはご勘弁を!ぜひブロックでー!」

と話したつもりが、、奥様がうちに持ってきてくれたダンボールが異様にでかい。。。

聞いたら、「頭と皮と内臓は外してあるから。がんばって!」と・・・・・・。

まさかせっかくのお裾分けを突き返すわけにもいかず、、、、覚悟を決めました。初・解体です。

1番苦手な処理を終えてくれてるのに加え、このイノシシにも申し訳ない。

打上げも終わって床につく段階からYouTubeで解体学習し、気合いだけは万全で。



このブログ初のボカシです。あまりにも、、あれなので。

最初は恐る恐るでしたが筋を切り脚を外し、骨を外し少しずつ部位ごとに肉を切り分けて・・・。



実際にやってみるとやっぱり難しいというのが実感。当たり前だけど。腕がなくて無駄もたくさん。

色々と頭をよぎりました。

命をいただく

というと簡単だけれど、それと、

生きる

の間にはいろんな感情があふれます。



少し、鳥類ハンターの週末蕎麦工房・芳賀さんにお裾分けして残りはいちばん美味いと思うスモークの仕込み。

頂いた伊東さんにもお返ししたい。



夜は楽しみにしていたイベント。東北食べる通信・高橋博之さんの講演に。



同姓同名漢字も一緒。新聞に載るたびに「あんだ、いい活動してるなぁ〜」と地元のおばちゃんに声をかけられ、

勝手に徳があがるという恩恵も頂戴していたりしていた方、ぜひお会いしたいと思ってました。

消費者と生産者のつながりを作るためにしている活動、考えてることを熱量たっぷりに語る2時間はすばらしかった。



私も農家に生まれ、その風景と感情を生業にと「よっちゃん農場」の看板で生活させてもらってます。

始めた頃、20年前近く前に出会った名取のセリ農家・三浦くんとずっと話していた内容そのものがあふれた時間でした。

業種にすると製造小売とかになってしまうのかもしれないけれど、根本の思想は農家を営む1人の人間。

乖離してしまった、育てる人と食べる人の関係を繋ぐ産物を作りたい、物々交換のような距離感でやりたいという想いです。

それ以上でもそれ以下でもない。

商品の完成度ももちろん大事だけれど、旬に追われる楽しみや苦しみや焦燥感。それは相手にしているものが、

生きているもの

だから生まれる感情です。

これは他の職業と大きく違うところ。よっちゃん農場というラベルの、いっこまえの段階。

震災でさらに目が覚め風景の根本をと竹林に埋もれる時間をつくっているのもその為です。

そこを揺さぶられないと、動けないという今日この頃。

ステキな時間をいただきました。






またゆっくりとお話ししたい方です。




農家としてまだまだやれる楽しみが増えました。




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