よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

一次産業の価値が上がんねど、おかしいっちゃ!

2012年09月07日 | 自営業

今夜は親父の呑み友達タンコちゃんが来て、私の背中では二人の宴が始まっています。

聞き流す酔っぱらい(笑)の会話の中で、

「今こそ一次産業がもうがんねーど、日本はダメになるぅ~!」
         (儲からないと)


「んだっちゃ! だーれ、みんな誰のおがげで生ぎれでっと思ってんのややぁ~~!が~っはっは!」
                 (お陰)  

と、ダメダメ(笑)で呂律の回らない中必死に議論する二人の言葉が耳に引っかかりました。



偶然で、

昼間曽木さんが寄ってくれた際、同じような話をしました。
このところ、テレビで「仕事風景」が映る場面になると、

オフィスにずらっと並んだ社員が、黙々と其々のパソコンに向かっている。

という絵図を良く目にし、それに違和感をずっと持ってました。

違和感というほどのものでもなく、
単純に「パコソン叩いて、米が出来るかぁー?」
という疑問というか、感覚。

15年前にIT革命でネットが普及し、また経済を引っ張るようになりました。
んでそれが経済の中心になってくると、上記の風景がよく見られるように。

どっかの映画じゃないけれど、
「事件は現場で起きてんだぞ!」
と言いたくなります(笑)
だったら人生うん十年田んぼ一筋にやってきたお爺ちゃんを映すのが「仕事風景」でしょ。
オフィスでは農産物だけじゃなく、何にも現物は生まれません。

いわゆる進歩、技術の発達によって得ている豊かさも人の知恵の進化なのかもしれません。
けど、
揺るがない価値として「現場の汗」があるんじゃないかと思います。
その人達こそ政治家よりも高給取りでなくちゃおかしいです。



そんなことに気づくのが今、今しかないっしょ!とオモッタ夜。