まい・すぺーす

更新放置中(-_-;)

半田市矢勝川の彼岸花

2009-09-29 23:31:20 | 放浪見聞録
先週末、半田市矢勝川の彼岸花を見に行ってきました。
昨年は「地元だからいつでも行ける」と油断していたら、ほぼ枯れた後だったので、今年はネットで開花状況をチェックして、見頃の時期を狙って行きました。

川沿いの堤防道路はまさに「赤い絨毯」になっていました。
「これが彼岸花なのか」と再認識。これで昨年のリベンジはできたかな(^^)v

▼彼岸花の蕾

昨年は枯れた花の中に咲いている花を探していましたが、今回は蕾も見る事ができました。

▼白い彼岸花

赤い花の中に白い花がありました。
ちょっとへそ曲がりに真上から撮ってみました。

▼鯉と彼岸花

川には鯉が泳いでいました。
地元の方が鯉を放流し育てているようです。

▼ハンノキと彼岸花


▼マツバボタン


新見南吉記念館の傍にはマツバボタンの花畑がありました。

ミツバチさんがお仕事中でした。

真っ赤に彩られた川沿いの道、そして黄金色になった田んぼ、狐がいたとされる小高い山。
自然に触れてちょっと癒されました。ヽ(´ー`)ノ













▼凸(゜Д゜#)
人が集まれば中には困った人がいるもので…

マナーが悪いカメラオヤジを何人も見かけました。
ゴルァ━━━━━━(゜Д゜)━━━━━━ !!!!!



豊田市近代の産業とくらし発見館を見学

2009-09-21 23:41:55 | 放浪見聞録
先日、豊田市近代の産業とくらし発見館に行ってきました。
開催中の企画展「喜一郎と寿一 ~とよた誕生秘話~」の見学と、訪問した19日は特別展示「トヨタ創世記の車、トヨペットクラウン・カローラ展」も行われており、初代クラウンとカローラの展示と乗車体験をしてきました。

発見館のブログによると、午前の乗車体験は行列が出来るほどの混雑だったらしいのですが、私が参加した午後の乗車体験はまったりとした雰囲気でした。
当初クラウンだけの予定だった乗車体験も、時間に余裕があったのでカローラでも行う事になり、2車種両方の乗車体験ができました。

試乗車はナンバーが無く一般道は走行できないので、発見館の敷地内を一周するだけでしたが、現代の自動車に無い柔らかな乗り心地を堪能しました。
一緒に乗車した年配のご夫婦が「昔免許を取った時に…」など、車にまつわる思い出話していたのが印象的でした。

▼発見館敷地を走行中
・トヨペットクラウン

・カローラ


▼トヨペットクラウンの計器パネル

スピードメーターしか付いていないシンプルさと、金属製の内装がいい感じでした。

▼カローラの車内時計

ダッシュボードの上に飛び出ています。
運転手さんの話によると、昔は時計はオプション扱いだったとの事です。

▼各車の解説(クリックすると拡大します)
  

今回は自分が生まれる前に作られた自動車に乗るという、大変貴重な体験が出来ました。
この催しを開催していただいた発見館と新明工業のスタッフの皆様、ありがとうございました。

※走行中の動画も撮影しましたので、編集が済み次第upしたいと思います。


伊勢湾台風50年

2009-09-13 22:57:41 | 放浪見聞録
安城市歴史博物館の企画展「伊勢湾台風50年」を見学してきました。

主な展示内容は、安城市内で撮影された台風の被害状況の写真展示と、被害を伝える新聞記事の掲示でした。

写真は壊れた学校・家屋、倒れた田んぼの稲、避難所の様子、復旧に当たる市民の様子等などを写していましたが、一晩で街が一変してしまった様子が生生しく伝わってきました。
その一方で復旧に当たる市民の様子は、どんな事が起きても元の生活に戻ろうとする人間の力強さが伝わってきました。

新聞は台風が接近している事を伝える9月26日当日および、被害後の27日から10月初めまでの約1週間分が掲示されていました。
水に浸かった名古屋市内の写真など、未曾有の被害の様子が載っていました。
記事の中には避難所の悲惨な様子を伝えているものがあり、救援物資がなかなか届かず、6人家族でおにぎり3個しか受け取れず子供にだけ食べさせたとか、不衛生な状況で子供が病気になるも、何も出来なくてただ亡くなっていくのを見ているだけだった等、読んでいて気が重くなる事もありました。

記事には鉄道の被害を伝えている内容もありました。
台風接近で名鉄が運行を休止した時に「市電が動いているのに、何で名鉄は動かないのか」と駅員に食ってかかる人がいた、との記事には50年前も今も変わらないなと感じました。
新幹線開通前なので、特急「こだま」が運休とか、近鉄が不通で東海道本線の混雑が激しくなり、国鉄は臨時の準急「比叡」を運転など、興味深い内容もありました。
また不通線区を伝える内容の中に、垂井線(大垣~関ヶ原の東海道線別線)など一般的でない路線名をそのまま記載したり、名古屋港線・西名古屋港線(現在のあおなみ線)など貨物専用線まで新聞に載っているのも不思議でした。

以前職場で台風対策をしている時に上司が神経質になっているのを見て、「台風くらいであんなに神経質になるなんて理解できん。所長は台風=伊勢湾台風だからなぁ、あははは」と笑っていましたが、被害の様子を見ていると「たかが台風」と侮ってはいけないと感じました。
そして東海地区の人間として、過去にこのような悲惨な出来事があった事を覚えておかなくてはいけないと思いました。



伊勢湾台風関連の企画・展示など

2009-09-09 20:09:20 | 放浪見聞録
東海地方が伊勢湾台風の被害を受けてから50年が経過しました。

これから様々な場所で台風被害の惨状を伝える催しが行われますので、いくつかご紹介したいと思います。

・安城市歴史博物館
「伊勢湾台風50年」
開催中~10月4日まで、観覧無料
http://www.city.anjo.aichi.jp/event/isewan-taihuu50th.html

・知多市歴史民族博物館
「知多半島を襲った伊勢湾台風」
9月12日~10月12日、観覧無料
http://www.city.chita.aichi.jp/kyouiku/syougai/hyu-tory/tenji/isewantaifu/isewan.html

・愛知県図書館
「伊勢湾台風50年」
9月11日~11月11日、観覧無料
http://www.aichi-pref-library.jp/event.html#taifu

・半田市役所・雁宿ホール他
「伊勢湾台風記録パネル展」
開催中~10月14日、観覧無料
http://www.city.handa.lg.jp/Files/1/05040115/attach/1283-20.pdf

・名古屋都市センター
企画展「伊勢湾台風50年」
9月22日~10月8日
http://www.nui.or.jp/index.htm


その他のイベント情報などは、伊勢湾台風50周年事業実行委員会のページ参照
http://www.quake-learning.pref.aichi.jp/isewan50/index.html










豊橋市二川宿本陣資料館

2009-08-19 23:00:00 | 放浪見聞録
豊橋市二川宿本陣資料館で企画展「鉄道開通」を見学した後、資料館の常設展示及び二川宿本陣・旅籠屋「清明屋」の建物を見学しました。

▼本陣入口



▼本陣内の大名が利用した部屋(上段の間)



建物の一番奥にあり、床も他の部屋より一段高くなっています。
大床・付書院・御簾が付けられていました。
この部屋は立ち入り禁止です。

▼上段の間の隣にある上湯殿

大名が使用するお風呂です。
他のお風呂よりも広々としていました。
お殿様は自分で体を洗わず、御付の方が体を流していたのでしょう。

▼雪隠(上段の間のトイレ)



大用・小用の二つに分かれていました。
床は畳敷きになっていますが、汚した場合大変そうです。
陶器の便器しか見た事がないので、木製便器が新鮮でした。

▼大名(殿様)が乗った籠



漆塗りの概観・内部の織物など、さすがお殿様が乗るだけあって豪華です。
でもこの狭い空間で揺さ振られる事を想像すると、酔ってしまいそうです。

本陣・旅籠屋「清明屋」の建物にいると、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚になりました。
一部で復元工事が施された箇所はありますが、「よくぞこの建物を現代まで残してくれた」と言いたくなるほど、素晴らしいものでした。
鉄道開通の展示見学に時間を割いてしまったので、建物・常設展示見学はやや駆け足でしたが、それでも十分に江戸時代の雰囲気を感じることが出来ました。

資料館では絶えず企画展を開催しており、何度も訪問したくなる資料館でした。


※二川宿について詳しくはこちら
※本陣について詳しくはこちら
※旅籠屋「清明屋」について詳しくはこちら


PS,資料館のすぐ裏には、現代の東海道の輸送を担う東海道本線と新幹線が通っていました。江戸時代の雰囲気を伝える建物に聞こえる最新鋭の移動手段の音というギャップに、不思議な感覚を覚えました。(^^ゞ
あと本陣・旅籠屋「清明屋」の建物ともに梁の高さが低かったです。
私は普通に通れましたが、身長180センチ以上の人は確実に頭をぶつけます。


鉄道開通~列車に乗って東へ西へ~

2009-08-17 23:58:45 | 放浪見聞録
豊橋市二川宿本陣資料館の企画展「鉄道開通~列車に乗って東へ西へ~」を見学してきました。

今回の展覧会では、本年が東海道本線全通120周年にあたることから、明治5(1872)年の新橋~横浜間鉄道開通を始め、豊橋駅・二川駅の移り変わり、陸上輸送の中心となった鉄道や旅行の様子を、東海道本線を中心に、当時の錦絵や古写真、絵図、鳥瞰図、時刻表、切符、トレインマーク、鉄道模型等の資料により紹介しています。
(資料館HPより引用)

▼企画展示室の入口

展示物では、過去の豊橋駅の写真に目を惹かれました。
私は現在の豊橋駅舎しか知らないので、駅が拡大・発展していく様子が分かって面白かったです。
また新幹線工事中の豊橋駅の様子を撮影した写真は貴重でした。
弾丸列車用に確保されていた土地を使用して工事が進められていた事、駅周辺には大きな建物は無く、経済成長の発展途上だった様子が伝わってきました。(TBSテレビのドラマ「官僚たちの夏」の時代ですね)

訪問日がお盆休み期間中だったせいもあり、資料館は賑わっていました。
そして企画展を観覧中の人の中に60代くらいの夫婦連れがいました。
その夫婦は展示物を見ながら少し大きな声で話をしており、最初は「うるさい・ウザイ」と感じたのですが、昔の豊橋駅の写真を見ながら「あー懐かしいな」「この風景覚えてる」などの会話が聞こえてきました。
その会話を聞いているうちに否定的な感情は消えました。

このような歴史を伝える展示の場合、その時代を知っている人には懐かしさを感じてもらうは当然の事。
今の私の場合、展示物を見て知識を増やす事が主な目的になっているけど、年齢を重ねたら「懐かしい」という感情で物を見る事が出来るようになるのかな、自分が知らないその時代を知っている事が少し羨ましいと、その夫婦を見て思いました。

鉄道の歴史だけでなく、少し人生の勉強をもしてしまった今回の放浪見聞でした。


※企画展示室内は写真撮影禁止のため、展示物の写真はありません。

※この企画展は8月30日まで開催されています。




田んぼアート西尾2009

2009-07-14 21:59:15 | 放浪見聞録
西尾市の田んぼアートを見に行ってきました。

今年のテーマは「てんとう虫」。
会場が「いきものふれあいの里」の隣接地という事で、毎回生き物がテーマに選ばれています。

今にも動き出しそうなほど、綺麗な作品でした。

※田んぼアートについて詳しくはこちら

※会場の場所について詳しくはこちら

田んぼアート安城2009

2009-07-10 22:23:35 | 放浪見聞録
安城市の田んぼアートを見に行ってきました。

今年の図柄は会場がデンパークの隣という事で「風車」、その上の夢の橋に「トラクター」が描かれています。

昨年の会場は周辺に高い場所が無く、アート全体を見渡せませんでしたが、今年は脇の道路が高い位置にあるので、アート全体像を見る事が出来ます(*´∀`)

稲の色は時期によって変化していくそうなので、これからが楽しみです。


※田んぼアートについて詳しくはこちら

※会場周辺の地図はこちら




企画展「東海道線と大府」

2009-07-09 20:02:40 | 放浪見聞録
大府市歴史民族資料館の企画展「東海道線と大府」を見てきました。ヽ(´ー`)ノ

この企画展は東海道本線の開通120周年を記念し、鉄道が大府にどのような影響を与えたのかを5つのテーマに分けて紹介したものです。

▼展示場の様子




▼Nゲージレイアウト


▼旧大府駅駅舎の模型


これ以外にも武豊線を走るキハ25系・キハ35系などの貴重な写真など、大府駅・東海道線・武豊線の資料が展示されていました。

会場内では鉄道グッズの販売等もありました。

入場無料なので、興味を持たれた方はぜひ足をお運びください。






東海市、大宮神社の大樟

2009-06-13 21:52:13 | 放浪見聞録
東海市の大宮神社の大楠を見て参りました。
大宮神社は名鉄常滑線大田川橋梁の東側にある神社。
高架化工事を見に行った時に神社があるのは知っていましたが、今まで立ち寄った事はありませんでした。
しかし無料情報誌のStep5月号に大樟の記事があり「そんなすごい木があるのなら見てみたい」という事で行って参りました。

上の写真の参道を通って行くと、二つ目の鳥居の奥にいきなり大樟が姿を現しました。


大きく太い幹の周りにはしめ縄が巻かれています。


幹の根元には空洞があり、祠が祀られていました。


この楠にはいくつかの伝説があるそうです。
かつてここは小さな島で、時化で流された人たちが漂着した事があり、人々がすがりついていたのがこの楠。
その人々の中に楠王がいたのだという。
大きな空洞に祀られる楠王大竜神の由来だ。
また、古来この木に白い蛇が棲むともう言われ、近年蛇の脱皮した残骸が見つかった。(Step5月号より引用)

▼大樟全景


▼大樟解説板


Stepによるとこの樟は樹齢約1000年(推定)との事です。
普段何気なく通っている道路や見慣れた風景の中にも、すごく貴重な物が存在しているという事を、改めて実感させられました。


※大宮神社の場所はこちら

※大樟の詳細はこちら