部員のHachiです.
先日弊部の著書(リンク)が発売されました.
Rockwell君らが頑張ってくれたので、内容としては素晴らしいのですが、レゴを普段買わない方や小さいお子さんなどにはややわかりづらい部分もあるかもなあ、と思ったので、前提知識としている部分の補足をしたいと思います.
また、そろそろ新歓の時期でもあるので、レゴ部に興味はあるけど、知識が全くなくて入部後にやっていけるか不安、という新入生に向けた記事にできればなあ、と思っています(実際には入部時に以下のような知識がなくても困りませんので安心してください.詳しい人が教えてくれるし、自然と覚えるので).
と言っても書けることはほぼ無限にあるので、とりあえずここではレゴ界隈(部内)で慣習として使われているパーツ(部品)の表記方法について解説します.
パーツの表記方法というのは、実物や画像を使わずに相手に自分がどのパーツの話をしているのか伝える方法、ということです.例えば、レゴの部品の多くは四角いので、「四角いアレ」のように言っても全然伝わりません(部内で一緒に作業することが多い人同士だとたまに伝わりますが笑).そこで、以下のようにある程度の規則に従いパーツを分類・表現します.
1.色
まず、わかりやすい分類方法としては色があります.同じ形の部品でも、赤、青、緑...など、たくさんの色のものがあります.ただ、色も種類がたくさんあり、主観のみで話していると誤解をうむことがあります.
そこで、色の分類は基本的にLEGO社、もしくは通販サイト(bricklink, bricksetなど)の表記に従います.例えば、「グレー」と呼べる色は5種類ほどあって、それぞれ「Light Bluish Gray」や「Very Light Gray」などと呼びます.
2.形状
次は部品の形による分類です.四角い、丸いみたいな話です.また、LEGOは立体なので、厚さ(高さ)による分類もあります.これも基本的に通販サイト等での表記に従います.
種類名でよく出てくる単語として、以下があります.
・ブロック(Brick):「レンガ」のようないわゆる普通のレゴの部品を指します.
・プレート(Plate):「板」状の薄いパーツのこと.プレートの厚さはブロックの高さの1/3です.
・タイル(Tile):レゴにおいてはパーツ同士をくっつける凹凸(ポッチ=stud)がなく、表面がツルツルなもの、という意味.
・スロープ(Slope):「坂」のような形状のもの.
・ウェッジ(Wedge):「くさび」のように底面が台形のパーツです.
・ラウンド(Round):「円形」のものを指します.
以上の単語と、パーツの寸法(例:底面の短辺×底面の長辺×高さ)、そして色でよく使うパーツは割と表現できます.
ただ、これらの分類に当てはまらない部品もたくさんあります.そういう場合はそれぞれの見た目からつけられたニックネームや、どのセットのどの部分で使われていたか、などで表現することが多いですが、それらの全てを暗記するのは大変で、いちいち書いたり言ったりするのは面倒です.
3.番号
言葉で説明するのが難しいときには、各パーツ形状に割り振られた番号(以下パーツ番号)を使います.当ブログなどでたまに出てくる5ケタくらいの数字はパーツ番号です.
色についても同様で、公式(LEGO社)の呼称と通販サイトなどでの通称が異なることもあるので、色番号を参照します.
パーツや色の番号は暗記することはほぼありませんが、必要になったら設計ソフト(LegoDigitalDesigner等)やbricklinkなどでパーツを探し、番号を特定します.
例えば、通称「ヘッドモドキ」のパーツ番号は「87087」で、Dark Stone Gray(=Dark Bluish Gray、DBG、新濃灰)の色番号は「199」です.
番号で表現するのは普段使いにはわかりづらいのすが、書ける文字数が限られていたり、パーツを発注するときなど厳密さが必要なときには便利です.
ちなみに、レゴのセットも番号でよく表現するので、たまにパーツ番号なのか、セット番号なのか判断に困りますが、明確に区別する方法はありません(ネットで番号を検索したり、文脈から判断するしかありません).
いかがでしたか?
以上、パーツの表記方法についてのご紹介でした!
何かの役に立っていたら幸いです.
新入生(もしくは興味を持った2年生以上)の方、サークルオリエンテーションでお待ちしています!
また、東大LEGO部に興味を持ったら、いつでもutlc.shinkan.2019(あっとまーく)gmail.comまでメールしてください!
先日弊部の著書(リンク)が発売されました.
Rockwell君らが頑張ってくれたので、内容としては素晴らしいのですが、レゴを普段買わない方や小さいお子さんなどにはややわかりづらい部分もあるかもなあ、と思ったので、前提知識としている部分の補足をしたいと思います.
また、そろそろ新歓の時期でもあるので、レゴ部に興味はあるけど、知識が全くなくて入部後にやっていけるか不安、という新入生に向けた記事にできればなあ、と思っています(実際には入部時に以下のような知識がなくても困りませんので安心してください.詳しい人が教えてくれるし、自然と覚えるので).
と言っても書けることはほぼ無限にあるので、とりあえずここではレゴ界隈(部内)で慣習として使われているパーツ(部品)の表記方法について解説します.
パーツの表記方法というのは、実物や画像を使わずに相手に自分がどのパーツの話をしているのか伝える方法、ということです.例えば、レゴの部品の多くは四角いので、「四角いアレ」のように言っても全然伝わりません(部内で一緒に作業することが多い人同士だとたまに伝わりますが笑).そこで、以下のようにある程度の規則に従いパーツを分類・表現します.
1.色
まず、わかりやすい分類方法としては色があります.同じ形の部品でも、赤、青、緑...など、たくさんの色のものがあります.ただ、色も種類がたくさんあり、主観のみで話していると誤解をうむことがあります.
そこで、色の分類は基本的にLEGO社、もしくは通販サイト(bricklink, bricksetなど)の表記に従います.例えば、「グレー」と呼べる色は5種類ほどあって、それぞれ「Light Bluish Gray」や「Very Light Gray」などと呼びます.
2.形状
次は部品の形による分類です.四角い、丸いみたいな話です.また、LEGOは立体なので、厚さ(高さ)による分類もあります.これも基本的に通販サイト等での表記に従います.
種類名でよく出てくる単語として、以下があります.
・ブロック(Brick):「レンガ」のようないわゆる普通のレゴの部品を指します.
・プレート(Plate):「板」状の薄いパーツのこと.プレートの厚さはブロックの高さの1/3です.
・タイル(Tile):レゴにおいてはパーツ同士をくっつける凹凸(ポッチ=stud)がなく、表面がツルツルなもの、という意味.
・スロープ(Slope):「坂」のような形状のもの.
・ウェッジ(Wedge):「くさび」のように底面が台形のパーツです.
・ラウンド(Round):「円形」のものを指します.
以上の単語と、パーツの寸法(例:底面の短辺×底面の長辺×高さ)、そして色でよく使うパーツは割と表現できます.
ただ、これらの分類に当てはまらない部品もたくさんあります.そういう場合はそれぞれの見た目からつけられたニックネームや、どのセットのどの部分で使われていたか、などで表現することが多いですが、それらの全てを暗記するのは大変で、いちいち書いたり言ったりするのは面倒です.
3.番号
言葉で説明するのが難しいときには、各パーツ形状に割り振られた番号(以下パーツ番号)を使います.当ブログなどでたまに出てくる5ケタくらいの数字はパーツ番号です.
色についても同様で、公式(LEGO社)の呼称と通販サイトなどでの通称が異なることもあるので、色番号を参照します.
パーツや色の番号は暗記することはほぼありませんが、必要になったら設計ソフト(LegoDigitalDesigner等)やbricklinkなどでパーツを探し、番号を特定します.
例えば、通称「ヘッドモドキ」のパーツ番号は「87087」で、Dark Stone Gray(=Dark Bluish Gray、DBG、新濃灰)の色番号は「199」です.
番号で表現するのは普段使いにはわかりづらいのすが、書ける文字数が限られていたり、パーツを発注するときなど厳密さが必要なときには便利です.
ちなみに、レゴのセットも番号でよく表現するので、たまにパーツ番号なのか、セット番号なのか判断に困りますが、明確に区別する方法はありません(ネットで番号を検索したり、文脈から判断するしかありません).
いかがでしたか?
以上、パーツの表記方法についてのご紹介でした!
何かの役に立っていたら幸いです.
新入生(もしくは興味を持った2年生以上)の方、サークルオリエンテーションでお待ちしています!
また、東大LEGO部に興味を持ったら、いつでもutlc.shinkan.2019(あっとまーく)gmail.comまでメールしてください!
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