山崎建築事務所もう一人の住人「タメ」のつぶやき

ようこそ~♪新潟市秋葉区の建築会社のスタッフの一員で、お客様のアイドル?でもある黒柴犬「タメ」のつぶやきです。     

日本の住宅にひと言

2020-07-31 20:23:30 | つぶやき

先日の完成内覧会で思ったことがあります 

正確にはずっと前からですが  

時期的に蒸し暑い中、来場いただき玄関を開けてご案内すると 

決まって言われる言葉が「あ~涼しい!」「カラッとしてるね!」って

大体口にされます   そして仕組みやら性能を説明すると

「じゃ~電気代は相当高いでしょ!?」と返ってきます 

そしてまたご説明するんですがみなさん半信半疑  

そりゃそうですよね  エアコン一台で約40坪の住宅全体を冷やしたり

暖めたりできるなんて、しかも光熱費が驚くほど安いなんて  

普通は信用しないかもしれませんが事実なんです  

リビングも 

寝室も  温度差なしが当たり前の住宅を日本から(新潟から)広めていきたいものです 

 

ここで頭の痛いお話を  先進国と言われている国々の中でも

我が国、日本は住宅の性能については後進国と言われても止むを得ないくらい

遅れているのが実情です  欧州では住宅を新築する際に 

どれぐらいの省エネ性能があるのかを明確にする法律があるんです  

単純に設備機器に頼った性能値ではなく窓や壁などの断熱性能や気密などを

総合的に計算しシミュレーションされ、この住宅はどれぐらいのレベルなのかを

誰が見てもすぐにわかるようになっています  

性能に応じて段階表示されているんですね  いっぽう日本では 

ZEHとかBELSとか叫ばれてはいますが、いまだに多くの住宅会社は無関心 

無関心では無いにしろ性能を優先するとコストが上がり  競争力が下がるから 

適当にごまかして(悪く言えば)コスト優先の(売りやすい家という意味)家づくりが横行しています 

本来なら「この性能で、これだけ快適で、たったこれだけのランニングコストなんですよ」

しかも「それがこの価格なんですよ」と言い合えるようにならないとダメなんじゃないでしょうか 

本来なら来場される方から「こちらの住宅は年間の光熱費どれぐらい?」とか

BELSの星はいくつ?や換気性能はどうなの?とかが普通に会話したいんですが  

見た目の良さも大事ですけど  それ以上に大事なのが性能だと僕は思っています 

そろそろ住宅に対しての価値観を見直す時期が(遅すぎますが )来ていると

思っているのは僕だけでしょうか  長文、駄文おゆるしください  

 

 

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