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スキーの話、エビデンス

2019-03-20 11:33:30 | 日常のあれこれ
もう一か月程前になるのだが、玉川学園の発行する
月刊「全人」の2月号を石橋さんが送ってくださった。(右の雑誌)

玉川学園とスキーに関する特集だったので、
きっと私が興味を持つと考えて送ってくれたのだと思うのだが、

私がそれを手にとって読んでいた時
夫が帰宅して、あれ?似たような本を手に入れたんだけどと言う。

夫は最近、学生時代の山の関係の記録を発行する作業にかかわっていて
様々な資料を手に入れている。

今回持ち帰ったのは、野沢にあるスキー博物館で購入したという、
坂部護郎氏の著書、「はるかなるシュプール」。(左の本)


玉川学園は昭和4年に創立された。

スキーに赤倉に行った時、どうせ習うんだったら
世界一のスキーヤーに習いたいと生徒が言ったのに対して、

我々は「おやじ」と呼んでいた創立者の小原国芳は
世界一って誰?と聞いて、シュナイダーの名を知り、
早速、日本への招聘を願う電報を打つ。

シュナイダーからの返事は、
三月だったら日本で講演、講習、映画の上映などができる
それに対しては、1万円の謝礼が必要とのこと。

このへんの話は、よくおやじから聞かされた。
実際、私の母は、この時シュナイダーからスキーを教わっている。



今回、読み始めた坂部護郎氏の本によれば、
奇しくも、当時オーストリア総領事館のNo.2だった坂部氏は、
小原国芳からの電話を受け、この1万円を受け取った人だった。

昭和5年の2月の事、玉川学園の名も、小原国芳の名もしらぬところへ、
シュナイダー招聘話が持ち込まれ、1万円の現金が渡されたのである。
(当時の一万円は、今の一千万円にあたるそうだ)


彼がそのお金を送金して、事は進んだのであり、
シュナイダーが訪れた時の通訳として、全人の中の写真にも登場している。


そして、もっと不思議なことは、
この坂部護郎氏は、高田にレルヒがスキーを紹介した時の
長岡外史師団長の次男で、レルヒ来日当時、中学生。

レルヒの陸軍専修兵への正式な指導のあと、
夕飯までのちょっとした時間があると教えてもらったようだ。


長岡外史は、日露戦争の参謀次長として功績をあげ、
ドイツから勲章も受けているので、一軍人というよりも
かなりの影響力のある人のようで、

明治天皇とは顔馴染みであり、天皇や皇后にスキーの写真を見せたりしている。

また、乃木将軍へのスキーの勧め等の話は
この本を読んでいると、ワクワクする内容だ。


なお、坂部氏の著書は沢山あるようであり、
興味のあるところ。

このところ、エビデンスということばが、我が家で流行っているのだが
小原国芳の話と、この坂部氏の書いていることが一致して、
私的にはとても面白かった。


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