食育の話の続きのようなものである。
勤めているグループホームは、
食事を大切にしている。
手作り、出来る限り旬のもの、原材料から等々。
殆どの人が、入居時より、薬が減っている。
薄味で、塩分を減らし、
甘味や量を適正にすることで
糖尿の薬や、血圧の薬が必要なくなってくるのである。
そして、皆、外食するとしょっぱくってというようになった。
最初は、ここは味のないものと葉っぱしか食べさせてくれないなどと言っていた人が
ものの味がよくわかるようになったと、いってくれる。
なるべく家庭に近くということで
前日までの献立を参考に、その場で献立を決めて
入居者の人何人かと一緒に、買い物にでかける。
家で一か月分の献立なんて決まってないでしょ。
その時々で食べたいもの、お店で美味しそうと思ったものを買うでしょ!
の、園長の方針なのである。
若くて老人施設に勤めている人に、
勤めないかと誘うと、
十数人分の食事を短時間に作ることのハードルが高く感じるらしい。
実際、このところ園長が採用する人は、
介護経験より、料理経験を重視している感があって、
前職が施設の調理師だった人、
今回採用した人も、調理師免許をもっているという。
前、2P4Hの劇の話で、
ピアニストが劇をするのと
俳優がピアノを練習するのと、どっちがいいんだろうと書いたら
ピアニストしか出来ないでしょうと、お返事をいただいたが
我が職場では
料理が得意な人>介護経験
ということのようだ。
味は、三国さんの話でも12歳までが大切なそうだが
美味しい味を経験して、何が美味しいかを再現できるのは
一朝一夕ではできないということか。
ここでも、おおはるさんに育てられたことは、感謝である。
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