toty日記

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「はやぶさ」に思うこと

2010-06-16 09:13:15 | 日常のあれこれ
ご存知の方は、ご存知だと思うが、
夫は「宇宙地球化学」を研究室の看板にかけているので
今回のはやぶさに関するニュースは、もちろん大事件だった。

違うプロジェクトではあるが、
目指しているところは似ているので
今回のプロジェクトに関係した方々とも知己である。

次男が小学生の頃だったから、20年近く前になるが
宇宙塵を捕獲するプロジェクトとか、
そんなことを言っている時、

なんて夢のような話と思って聞いていたのだが
今回のように、はやぶさが帰還して、現実化すると
やはり大きな夢を掲げないと、物事は達成しないと思うのである。

我々の結婚式の挨拶の中で
夫の博士論文の審査をしてくださった大先輩が

「こいつは、しつこさだけはある」と
はんぱでない量の火山灰の分析が、その論文の背景にあると
ほめてくださったのを、思い出す。

日常の生活の中で、そのしつこさがでると
辟易することもあるが、
やはり、研究する人の資質として、「しつこさ」は大事なのだろう。

しつこさというと、あまり好印象はあたえないので
「あきらめない」のほうがいいかな。

火山灰の分析、月の石の分析、隕石の分析等々
彼の本業は研究室での分析ですむのだが

どうしても、その現場に行って見てみたい
触れてみたいという希望はあるようで、

火山が噴火すると、いそいそと出掛けていくのは、
しようがないことなのだろう。

私も好奇心は旺盛なほうだが、夫にはかなわないし
しつこさは、もっとかなわない。

画像は、20年前、次男に描かせて
極地研の雑誌に掲載された絵。

天の川は宇宙人が、
月の石はウサギが
火星の石は、火星人が、ほうりなげて

南極の氷の中に閉じ込められた
宇宙からの隕石類を調べようというプロジェクトを現しているのだそうだ。


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