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探偵!ナイトスクープDVDvol.9を観る

 探偵!ナイトスクープDVDVol.9を観る。9巻目は桂小枝特集。内容は、
 「宮崎のパラダイス・だるまの里」
 「お酒が大爆発」
 「有田のパラダイス・黒潮フルーツ楽園」
 「食べられるラーメン鉢」
 「岡山のパラダイス・頭島川辺荘」
 「イタリア水着の謎」
 「人間パラダイス・富山のエジソン」
 「動物ものまね対決」
 の、8本。いずれも小枝さんらしい爆笑ネタ。このうち4本が小枝さんの代名詞ともいうべきパラダイスネタ。
「宮崎のパラダイス・だるまの里」は、出てくるおじさんは、顔は濃いが普通っぽいおじさん。作っているものが抜群におかしい。おかしいだけではない、独特のセンスがある。妙な味わいがある。
 最高は「人間パラダイス・富山のエジソン」これに出てくる、人間パラダイス金子さんには、だれもかなわないのでは。小枝さんも完全に呑みこまれていた。しかも、このおじさん、人の話をぜんぜん聞かない。おかしげな歌を歌いながら、自分のいいたいことをいい、したいことをしている。オン歳80歳とはとても思えないエネルギー。ナイトスクープ登場人物最強決定戦をやれば、この「富山のエジソン」は確実にベスト4に入るだろう。
「お酒が大爆発」小枝さんの代表作に「爆発卵」があるが、小枝さんには爆発もんがよくあう。しかし、なんでモノが爆発するのがこんなに面白いのだろう。
 パラダイス。だいたいがおじいさんが多い。ある程度、お金と土地を持っていて、好き勝手できるおじさんが、有り余る時間と手間をたっぷりかけて作った楽園である。
 おじいさんの手作り。建築、工作の素人が作っているから、出来たものは稚拙である。稚拙であるが、作っている人は真剣、大まじめに作っている。その情熱、思い込みが、観ていて、こちらに伝わってくる。それが、ある種、感動を呼ぶ。このあたりがパラダイスの魅力だろう。「トンデモ本」のおかしさと通じるだろう。
 また、パラダイスおじさんにからむ小枝さんの芸も、パラダイスネタの大きな魅力となっている。一人でこのようなモノを作り上げた、行為に敬意を払うのを基本としながら、少しだけあきれ、かくし味程度にバカにしている。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
はじめまして (みゆみゆ)
2009-05-04 20:18:50
TBありがとうございました。
富山のエジソンは人間パラダイスの中でもインパクトありすぎますね。(私の中ではマジシャンのおじいさんと競ります・・・)
 
 
 
みゆみゆさん (雫石鉄也)
2009-05-04 21:04:32
「富山のエジソン」と勝負できるのは、
最高齢のマジシャンか能勢のおばちゃんぐらいでしょう。
 
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