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ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル

 

監督 ブラッド・バード
出演 トム・クルーズ、ポーラ・パットン、サイモン・ベグ

 大昔、テレビの「スパイ大作戦」はよく観た。ピーター・グレイブスが指令のテープを聞き終ると「なお、このテープは自動的に消滅する」と大平透の声でしゃべるやつだ。あのテレビシリーズは、段取りの面白さが際立つ知的でしゃれていた。トム・クルーズで映画化されているのは知っていた。あまり興味はそそられなかった。だいたいが、ピーター・グレイブスと、トム・クルーズじゃぜんぜんキャラが違うんじゃないか。
 某所から映画のただ券をもらった。マティスン原作の「リアル・スティール」かこっちか迷ったが、派手そうなこっちにした。マティスン先生にはいずれDVDになった時観て義理を立てるとしよう。
「コバルト」と呼ばれるテロリストを追っていたIMFのエージェント、イーサン・ハントはロシアのクレムリンに侵入する。ところがクレムリンが爆発。ハントとその仲間はクレムリン爆破犯人に仕立て上げられる。ロシアの諜報員に追われ、御難をおそれたアメリカ政府は、IMFに「ゴースト・プロトコル」を発令する。ようするに、こいつらのやることはアメリカは知らんということ。ロシアに追われ、アメリカに知らんふりされた、ハントは3人の仲間と、手持ちの装備だけで「コバルト」を追う。「コバルト」をこのままにしておけば核戦争が起きる。
 派手な映画であった。ブタペスト、モスクワ、ドバイ、ムンバイ、シアトルと世界各地を巡りながらトム・クルーズが獅子奮迅の大活躍。カーチェイスあり、巨大砂嵐あり、高層ビルでの宙吊りアクションあり、駐車場での上や下への格闘あり、手を変え品を変えて、いろんなアクションで観客のご機嫌をうかがう。また、さまざまなIT機器を繰り出してくすぐりをいれる。
 特に笑ったくすぐりは、見張りの目をごまかすため、廊下にスクリーンを張って、廊下のつきあたりを映写、スクリーンの影に隠れて、だんだん目的地に近づいて行く。これなどは桂枝雀師匠の得意ネタ「鷺とり」そのもの。あれは「サギー」といいつつ近づいて、鷺を捕まえようという噺。まさか監督のブラッド・バードに上方落語の素養があるとは思えない。何回も来日している、トム・クルーズがひょっとして枝雀師匠の落語を耳にしたのかも知れない。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 11 )
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コメント
 
 
 
ずっこけスパイ大作戦!! (矢菱虎犇)
2011-12-27 09:17:23
いや~面白かったですよネ。
なんか007の中の、『私を愛したスパイ』的位置づけのコメディチックな。マジ~メなファンから、「もっと真面目にやれい!!」と一喝されそうな。
ドバイのビルに人ぶらさがってたら、ビルの中の人も、町の人も大騒ぎやんか!みたいなツッコミドコロを列挙して楽しむ、最高の漫画、もとい映画でした。
ブラボー!ブラッド・バード!
 
 
 
矢菱虎犇さん (雫石鉄也)
2011-12-27 10:32:36
テレビの「スパイ大作戦」の知的な面白さは、カケラもありませんでしたが、面白い映画でした。出色のドタバタアクション映画でしたね。
 
 
 
お尻がキュンとする映画でした。 (ブリ)
2012-06-19 19:03:47
特にドバイの超高層ビルは・・
あんた、忍者かよwみたいな。
不可能を可能にしてましたがな。
 
 
 
ブリさん (雫石鉄也)
2012-06-19 20:07:26
あ、あのシーンはすごかったですね。
私は別に高所恐怖症ではありませんが、
高所恐怖症の人ならば、とても見ていられなかったかも知れませんね。
 
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