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桂文之助さんの独演会に行ってきました


 昨日、雨をついて桂文之助さんの独演会に行ってきました。土曜日なれど、例
によって休日出勤。11時まで会社で仕事する。17日は台風だとか。大雨強風対策をしておく。しかし、南から台風北からミサイル。困ったもんです。
 三宮の吉兵衛でカツ丼を食べて、新神戸に移動。しかし、地下鉄海岸線の会社の最寄り駅から、昼食を食べた吉兵衛のあるセンタープラザ、独演会場の新神戸オリエンタル劇場まで、まったく雨に当たらず行けます。地下鉄→地下街→地下鉄と、地下はありがたいモノです。
 さて、独演会です。前座は桂そうばさんと、桂まん我。そうばさんは「牛ほめ」の半ばまでやらはった。そうばさん、まだ修行が必要。まん我さんは「豊竹屋」こちらは面白かった。
 さて、文之助さん。「口入屋」と「一文笛」をやらはることはわかってましたが、あと1席は当日のお楽しみということでしたが、「片棒」をやらはりました。自分の死後を心配しただんさんが、3人の息子にどんな葬式をやるかで、後継者を決めるという噺。どんなバカな葬式をやるかがポイントですが、文之助さん、この3人の息子の演じ分けが見事でした。以前、桂米團治さんの「片棒」を聞いたことがありますが、派手さでは米團治さんの方が派手でしたが、キャラの描き分けは文之助さんがうまかったです。
 中入り前は、「口入屋」この噺、新しく来たべっぴんのおなごしが、自分の特技をつらつらいうくだりがあります。狼煙の上げ方から地雷火の伏せ方までいって、それを丁稚の定吉がきいて「番頭はん、今夜の手水場行きは、鎧兜でいかなあきまへんで」ここをだれずに聞かせて、夜中になって店の男総出でべっぴんのおなごしに夜ばいをかけるわけですが、膳棚かたげたり、井戸に中ぶらりんになったり、みんな台所で身動きならんようになるわけですな。文之助さんのこのくだりは大笑いしました。
 トリは「一文笛」大師匠桂米朝師匠作の噺です。爆笑噺ではありません。どっちかいうと人情噺です。チボ、すりの噺ですね。米朝師匠のは私は何度も聞きました。主人公の泥棒ではあるが悪人ではなく、貧乏人からは金を取らない。かわいそうな子供はほっておけない、名人すりの主人公と、彼をカタギにしようとするアニキ。二人ともいっちょう前の男です。男というより漢(おとこ)といった方がいい男です。米朝師匠のふたりの漢に親しんだファンとして、文之助さんがどう演じるか楽しみにしてました。うん、無難に演じはったという印象です。
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