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NHK「上方落語の会」がスタート

 4月15日の日記で「上方演芸ホール」が終って、後継番組として「西方笑土」という番組が始まったと書いた。「西方笑土」の「落語∞創 新しい口」は、桂三枝師匠司会の創作落語に特化した番組。こりゃ古典は「日本の話芸」しかないなと思っていた。「日本の話芸」はアズマエビスの田舎落語もやるので、上方落語は時々しかやらない。困ったなと思っていたら、「上方落語の会」という新しい落語番組がスタートした。司会は「上方演芸ホール」と同じ小佐田定雄さん。
 結局、「上方演芸ホール」が二つの番組に分かれたといっていいだろう。落語番組が増えたわけだ。大変、喜ばしい。NHKが上方落語を放送する限り受信料を払ってやるぞ。上方落語の放送がなくなれば払わないぞ。小生は原則として、テレビは上方落語と阪神タイガースの試合、それに「美の壷」「探偵ナイトスクープ」しか観ない。あとはDVDを見るためにモニターとして使っているわけ。
 さて、「上方落語の会」第1回目の演者は次のとおり。
 桂歌之助 七段目
 林家小染 こんにゃく問答
 歌之助さん上手い。歌々志時代よりずっと上手くなっている。上手い、面白い、愛嬌がある。師匠の2代目歌之助は「死神歌之助」として有名な噺家だったが、当代歌之助は師匠を越えたといっていいのでは。
「七段目」のような芝居噺は、若だんなが役者になりきって、歌舞伎の大そうなセリフをきばっていって、そのすぐ後に地のセリフになる。この落差が面白いのだが、今回の歌之助さんはそのめりはりが大変に良くきいて、面白さが倍増となった。
 小染さんの「こんにゃく問答」も面白かった。ただ、問答を挑んでくる旅の禅僧の演じ方が少しあまい。禅僧はクソ真面目な修業僧だが、そのクソ真面目具合が少し足らなかった。もう1つ、無言の行と解釈して、身ぶり手振りで禅僧がこんにゃく屋のオヤジに問答をふっかけるわけだが、この部分がバタバタしていた。
 しかし、この「こんにゃく問答」は面白い噺だな。田舎落語にもあるが、これ、寺とか僧侶を批判した噺だろう。寺院というと、昔はその土地の権威ある施設だろう。住職ともなると、土地一番のインテリで人格者、厳しい修業を積んだエライ人とされていた。ところが庶民は無条件に仏教を受け入れていたわけではない。坊主なんて偉そうにしているけれど、しょせんこんなモノ、というのがこの「こんにゃく問答」によく表れている。 

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能見をひっぱりすぎて負けたんや

 あかんな。うまいこといけへんわ。このところしけってた打線ががんばって4点もとってくれたのに、先発能見が7回に追いつかれ、好調広瀬に3ラン打たれて逆転されてしもうた。能見きょうはガタガタやないの。3人で終わったんは6回だけ。
きょうはあきらかにピッチャーの使い方で負けたな。アライさんもホームラン打っとうし、野手でヒット打ってへんの鳥谷とブラゼルだけやないの。新井と俊介は猛打賞。このところの頭痛の種、金本、城島も2安打づつ。せっかく打線が機能したのにベンチのピッチャー替え時ミスで負けたな。
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