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5月10日(土) パルナスの想い出 ピロシキ


「ぐっとかみしめてごらん。ママのあたたかい心が、お口の中にしみとおるよ。
パルナス」
 というコマーシャルソングを憶えておられるだろうか。関西を中心にチェーン店を展開した洋菓子メーカー、パルナスのコマーシャルソングである。確か日曜の朝によくテレビから流れていたように記憶する。そのパルナスのピロシキを子供のころよく食べた。
 母は神戸三宮のそごうへよく買い物に行った。その三宮そごうにパルナスのテナントがあって、そこで母はピロシキをよく買ってきた。母がそごうに買い物に行くと、次の日の朝ご飯はピロシキと決まっていた。小生、あれが好きで、母がそごうに買い物に行くと、翌日の朝が楽しみだった。
 パルナスは2002年に廃業して、今はパルナスのピロシキを食べることはできないが、パルナスにいた人が独立して「モンパルナス」という店を阪神電車尼崎駅に出している。そこのピロシキはパルナスから受け継いだ味とのこと。小生はまだ食べてない。機会があれば食べたい。
 と、いうわけで今日はピロシキを作った。生地は強力粉、牛乳、バター、溶き卵、ドライイースト、砂糖をよくこねる。それを1時間発酵。具の材料は合びき肉、玉ねぎ、ゆで卵、戻した春雨。調味料は塩、砂糖、こしょう、バター、ローリエ、トマトピューレ。これらを炒める。炒めたらバットに広げて冷ます。
 冷めたら発酵ずみの生地で包む。そして10分ほどベンチタイム。ベンチタイムが終われば160度ぐらいの油で揚げる。
 う~ん。子供のころの日曜の朝を思い出した。
 パルナス、パルナス。モスクワッの味。
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