コメント
 
 
 
ローマは一日に成らず (アブダビ)
2017-01-21 02:51:56
鶴瓶さんていますよね。正月にタモリさんと合同で番組してた。失礼ながら芸人としてはタモリさんが上な気がしますが、通行人に話しかけて、ひょい。とお宅に上がり込むタイミングが抜群にうまい。
ニコニコしながら、相手が引くとガン!と押して、あれれ…という間に乗り込んでしまいます。
タモリさんも俺には真似できんと言ってた。
兄貴が落語や笑いが好きなもので解説してましたが、鶴瓶さんて芸が若い頃に下手くそで、
それで「客いじり」に徹底的に集中したそうですね。不器用でも何か一つ年月をかければ、磨かれた武器になるのかもさしれません。
日本刀の刀鍛冶なんか40、50は洟垂れと言います。清さんにはいずれ海神に再登場して頂きたいものであります。
 
 
 
長谷川繋り (アブダビ)
2017-01-21 03:24:05
清さんの本名は長谷川清。
かつて長谷川恒夫という天才クライマーが日本にいました。三大北壁(アイガー、マッターホーン、グランドジョラス)を20代の若さで厳冬期単独登頂を最初に果たした。
その彼にライバル意識を燃やしてグランドジョラス北壁の厳冬期単独登頂を競走した中年クライマーの森田勝というクライマーがいました。
野球で言えば、長谷川さんが王さんや長島さんなら、野村さん。
結局、かれは北壁に破れて敗退。
数年後、彼は再び若いクライマーを指導してグランドジョラスに挑戦して亡くなりました。
長谷川さんも山で亡くなったのですが、死ぬ前に言ってた。
「もしも山で未熟なクライマーが落ちようとしたなら、俺は手を伸ばす。たとえ俺が落ちても」
生前に一度、お相した事があります。
その時に、その言葉について質問すると、
「森田さんもそう考えたに違いない」
と言ってた。エベレストで亡くなった加藤保夫さんやマッキンリーで消息を絶った植村さんとと共に日本山岳会のスターたった長谷川さんですが、自分に挑戦して敗れた中年クライマーに生涯を意識していたのでは?
清さんに兄弟子が声をかけるように、天才は努力して努力してやまない凡人を、脚光を浴びない努力家をリスペクトするものだと想います。
ただし…森田勝さんは谷川岳の第三スラブ(雪崩の巣である一枚岩)を最初に厳冬期単独登頂を果たした人で、決して凡百のクライマーではありませんが。
 
 
 
慌てて訂正文 (アブダビ)
2017-01-21 03:45:33
谷川岳滝沢の三スラは岩谷英太郎氏とのコンビでの登攀で、単独ではありませんでした。失礼しました。
 
 
 
アブダビさん (雫石鉄也)
2017-01-21 12:04:39
鶴瓶は師匠の松鶴にまともに落語を教えてもらわなかったそうです。
長谷川恒夫さん、お名前は聞いたことがありますが、私はよく存じあげません。
先代桂文枝師匠の本名が長谷川多持、桂米朝師匠の本名が中川清です。長谷川清はこの両師匠の本名の合体です。
 
 
 
Unknown (悠々遊)
2017-01-21 21:20:45
雫石さんの「人情話」にも磨きがかかってきましたね。
「海神」シリーズ、毎回楽しみにしています。
 
 
 
悠々遊さん (雫石鉄也)
2017-01-22 04:13:14
ありがとうございます。
「海神シリーズ」まだ、しばらく続けるつもりです。
 
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