今日は、暦の上では「処暑」。
暑さが峠を越えて後退し始める頃と言われますが、「処暑」とは暑さがまだ停っているという意味で、地方によってはまだ残暑が厳しく、昼間はまだ暑い日が続きます。
残暑厳しい中、青春18キップで、加古川で「かつめし」を、明石で「明石焼き」を食べて、垂水のアウトレットに行って来ました。
今日の1枚の写真は、残暑を吹き飛ばしてくれる「初雪」ではなく、涼しさを感じさせてくれそうな「初雪草(はつゆきそう)」です。
毎年この時期に、探し回っているのですが、今年は、小寺池のほとりで写しました。
「初雪草」は、学名:Euphorbia marginata Pursh(ユーフォルビア・マルギナタ)といい、単にユーフォルビアとも呼ばれます。
英語では、スノーオンザマウンテン(Snow on the mountain)
uphorbia(ユーフォルビア)は、ローマ時代のアフリカのモーリタニア王の侍医「Euphorbus さん」が、これらの植物の乳液を初めて薬に使ったところからついたそうです。
原産地は、北米南部で、緑の葉縁に白い覆輪が入った葉色のコントラストが美しいトウダイグサ科ユーフォルビア属の非耐寒性一年草です。
夏から秋に白い小花を咲かせますが、葉ほどには観賞価値はありません。
この白い葉が、初雪が積もっているようで、猛暑の夏の花壇で、涼しさを感じさせてくれるでしょう。
花言葉は「好奇心」だそうです。
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
明日8月24日(丁巳ひのとみ 先勝)はこんな日です。
●「地蔵盆」
8月24日は「地蔵盆」です。
しかし最近ではこの日の前後の土・日曜日に振り替えて行う町内が増えています。
気がつくと路地ごとに赤い提灯がぶらさがり、子供たちのにぎやかな声が聞こえてきます。
町内に行事の始まりを知らせる鉦を叩くのも子供たちの役。
地蔵盆は子供たちのお祭りです。
京都では、各町内ごと地蔵尊の前に屋台を組んで花や餅などの供物をそなえ、「百万遍大数珠繰り」を行います。子供主体のまつりで、お菓子を食べながらゲームなどの遊びに興じ、福引きなどが行われます。
民俗学的には、「地蔵盆」は、盆祭の最後の日が取り残されたと考えられ、また塞の神信仰と結びついて子供との関連が強くなったのだと考えられています。
●「大噴火の日(「怒りの日」)」
西暦79年この日、イタリア南部のナポリ湾を臨む、ヴェスビアス火山が突然噴火し、麓の町であるポンペイの市街が大量の溶岩・火山灰により埋没してしまいました。
2日間火山灰が降り注ぎ、8メートルも積もり、住民ら約2000人を含めて町ごと埋没してしまったといわれています。
その後、この町は人々の記憶から忘れ去られてしまいましたが、1738年に農夫がこの遺跡を発見し、1748年から発掘が開始され、古代ローマ都市がほぼ完璧に再現されています。
歴史小説家リットンの『ポンペイ最後の日』は、この大噴火を題材にしたものです。
また、1962(昭和37)年に三宅島が大噴火を起こしたのもこの日でした。
●「ラグビーの日」
1823年のこの日、イングランドのパブリックスクール・ラグビー校で行われたフットボールの試合中に、興奮した生徒・ウィリアム・ウェッブ・エリスがルールを無視してボールを抱えて相手チームのゴールへ突進しました。
これがラグビーの発祥であるとされています。
●「愛酒の日」
「白玉の歯にしみ透る秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり」の句で有名な、酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の1885(明治18)年の誕生日です。
●「がんがら火祭」
「がんがら火祭」は、350年以上続く、池田を代表する伝統行事です。
毎年8月24日の夜に行われ、五月山中腹では西の「大一」、東の「大」にそれぞれ神火に点火されます。長さ4mもの大松明を2本1組にし、「人」の文字に似せ市内を練り歩く神事が行われます。
その他、猪名川の河川敷において、豪華な花火が夜空に打ち上げられます。
大阪府池田市池田駅前周辺 電話:072-750-3333 (池田市観光協会)
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この時期には初雪草とはよくつけたものです。
感心します。
初雪草を見ていると、涼しくなるような気がするのは不思議です。
空には、秋の雲も見られるようになったのですが、入道雲の方が強くなってしまうようです。
もうしばらくの辛抱でしょうか。
加古川から加古川線に乗ってみようと思ったのですが、本数が少ないので、行き当たりばったりでは、難しそう…。